アマチュア選手を束ねる日本ボクシング連盟の山根明終身会長【 78 】らの不正を追求している「 告発状 」がクローズ・アップされている。
現WBA世界ミドル級チャンピオンの村田諒太選手【 32 】が自身の公式フェイスブックでも言及されていて、日本ボクシング連盟の問題で「 潔く世代交代すべき 」とまで書き込みされている。
つまり日本ボクシング連盟の、それも同連盟のトップである山根明終身会長( 現在入院中 )を始めとする不正を暴く為に同志で結成した組織、「 明日のアマチュアボクシングのために日本ボクシングを再興する会 」( 宮崎県宮崎市 )の333人方々が告発状を各関係機関に送付した。
ちなみに、日本ボクシングを再興する会の会長を務めるのは、1968年のメキシコ五輪候補にも選出された経歴を持つ、鶴木良夫氏【 68 】だ。
日本ボクシング連盟への告発状の内容の12項目の一覧を以下に記す。↓
上の告発状の「 はじめに 」と「 結語 」を除くと、全部で12項目に上る。
ただし、インターネット上に公開されているのは上記の12項目までで、詳しい内容の1つ1つの全文までは調べても見当たらなかった。
「 日本ボクシング連盟 」に対する告発状と言うよりも、「 山根明会長 」に対する告発状だ。
「 前会長が体調不良で退く際、別の人物が有力視されていたが直前になって何者かに降りるよう求められた。
降りた人は体にアザを作っていた 」
報道されている内容では、審判員に対する「 不正判定の指示 」や成松大介選手【 28 】に国から支給された助成金の240万円を山根会長が「 3分割に分けろ 」と「 不正流用の指示 」を行い、他にも1社のみを試合で使える公式グローブの指定会社にして、その請求書の口座は山根会長の関係者だった等々、様々な内容の告発状となっている。
成松選手の助成金の不正流用に関しては、日本ボクシング連盟は認めているというが...
また、「 明日のアマチュアボクシングのために日本ボクシングを再興する会 」は告発状を送った先の関係機関の一覧も公開されている。↓
上に示した8つの関係機関に告発文を送付した。
1.成松大介選手の件:遺憾ながら、これは事実です。
「 天網恢恢疎にして漏らさず:てんもうかいかいそにしてもらさず 」
上記は中国の哲学者「 老子 」の教えだが、意味は天の網は荒く見えるが、どんな悪事不正をも漏らすことは無い、とする。
まさに、今回のアマチュア日本ボクシング連盟の体質、それも山根明終身会長の独裁体制にメスを入れたのが、今回の告発状そのものだった。
告発状を受け取った8つの関係機関はいま現在、調査を行っていると思われるがマスメディアに完全ロックオンされてしまった、山根明終身会長の進退問題は避けられそうにない。
ボクシング告発状の全文を入手出来なかったので、本章では「 明日のアマチュアボクシングのために日本ボクシングを再興する会 」の会長で、告発状の作成に深く関わっている鶴木良夫代表が指摘する日本ボクシング連盟の闇を列挙して参りたい。↓
40代になってから、ボクシングを始めたとされる山根明終身会長は元プロボクサーであったが選手として、それほどの大きな実績は無いと鶴木氏。
なんか、今回の日本ボクシング連盟の不正を暴く告発状の報道を見ていると、どうしても少し前の「 日大アメフト部の悪質タックル問題 」を思い出してしまう。
ちなみに、山根会長は日大の田中英壽理事長【 71 】とも懇意な様で、ネットでは「 新アンガールズ結成 」などと面白おかしく書かれているようであるが...
山根会長はFNNの取材に対し「 全てが嘘なので前に出る!もう、これ以上は黙っておれないっ!! 」と答えている。
また、本稿の1章でもシェアさせていただいた 村田諒太選手の発言には大きなショックを受けているとも。
山根会長は今後、日本ボクシング連盟として 公式に記者会見を開くと公言されたが、さて一体 どのような釈明をされる、おつもりなのか!?
「 火の無い所に煙は立たない 」とは言うやすめども...
▲ページの先頭へ
この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。
コメント 0