2017年8月21日から31日までの10日間、米韓合同軍事演習が朝鮮半島周辺で行われた。
北朝鮮を牽制する意味合いを含めた、この米韓合同軍事演習は本来ならば、先月いっぱいで終了する予定であった。
しかし、北朝鮮側が今月の9月3日に実施した水爆の核実験を成功させたことが、アメリカ側と韓国側の神経を逆なでさせた。
2017年の米韓合同軍事演習は、これまでにも度々行われているが今月の、つまり9月6日からも再び実施される運びとなった。
金正恩労働党委員長【 33 】が主導する北朝鮮が行った3日の水爆実験は地震も引き起こしており、1945年の広島に落とされた原子爆弾の5~8倍の威力が有るものと推定されている。
今月の9月6日から再び実施される米韓合同軍事演習の再開は北朝鮮が行った核実験の対抗措置であると報じられているが、これは間違いないだろう。
スポンサードリンク
北朝鮮が行った水爆の核実験の対抗措置としては既に9月5日からは韓国軍が独自に艦砲射撃訓練を行っている。
9月6日から開始される米韓合同軍事演習が、いつまで行われるかに付いての具体的な日時は北朝鮮の建国記念日に当たる9月9日までの3日間の予定で実施される予定。
3日に強行された北朝鮮の核実験に拠って米韓合同軍事演習の延長が決まってしまったが、この時のマグニチュードは6.1で有ったと言われている。
場所は北朝鮮の咸鏡北道吉州郡豊渓里。
Googleアースで見ると、けっこう山の中に有る印象だし実際に、その通りなのだが周辺の住民は被爆したとの情報も有る。
水爆の実験を強行したことで、安倍晋三首相は次のように声明を発表している。↓
( 以下「 日本経済新聞 」から引用 )↓
“安倍晋三首相は「 断じて容認できない。
わが国に安全に対するより重大かつ
差し迫った、新たな段階の脅威だ。
北朝鮮に対して厳重に抗議し、最も強い言葉で
断固として非難する 」との声明を発表した。”
( 引用ココまで )↑
北朝鮮の水爆核実験に先駆けて日本政府は国家安全保障会議を設置して、危機管理体制を整えた。
この核実験は成功し、その威力は過去、日本に落とされた広島の原子爆弾の8倍に相当するとの報道もある。
スポンサードリンク
米韓合同軍事演習の主たる目的は言わずもがな、有事に備える為に想定された訓練であるが、真の狙いは北朝鮮を牽制するためのモノで有ることは間違いない。
これに北朝鮮、それも金正恩委員長が反発して、さらにミサイル発射や核実験を繰り返す。
実際に今年に入ってからも、先月のみならず相当数のMissile発射を繰り返している。↓
その中でも当ソネブロの瓦版でも5月に打ち上げられた準中距離弾道ミサイルMRBM北極星2型発射の、いきさつを記事に、したためている。↓
実際に米韓合同軍事演習が始まった先月の8月21日には北朝鮮が「 我々に対する敵対意思の最も露骨な表現だ。火に油を注ぐように情勢を更に悪化させるであろう 」とする金正恩委員長のコメントを報じている。
すると、そのミサイル発射や核実験に反発した米国と韓国が更に牽制の意味合いを込めて、米韓合同軍事演習の延長を実施するという悪循環。
我が国、日本も日米韓として連携を強化しているのは、あなたも御存知のはず。
これが、合同軍事演習や海上に向けて発射された弾道ミサイル、核実験だけで済んでいれば、まだ良いがこれが実戦にならないことだけは切に願う所では有る。
▲ページの先頭へ
この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。
コメント 0