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頸髄完全損傷とは【 頚髄症 】 [健康]

脊髄完全損傷C1~C8

C1~C8までが頸髄にあたる

 プロレスラーの「 高山善廣 」氏【 50 】が試合中に頸髄を損傷し「 頸髄完全損傷 」となり、担当の医師からは「 回復の見込みは無い 」と告げられた事を4日、発表した。

高山善廣は頸髄完全損傷「 回復の見込みなし 」

だが、高山氏は希望を捨てずにリハビリに励む意志を見せており、治療費の寄付に対して感謝の意を表している。

高山選手の試合中の事故に関しては、同じSo-netブログの、こちらの記事に詳しく書かれている。↓

高山善廣、頸髄完全損傷に思うプロレスラーとしての生き方

そもそも、頸髄損傷( 略して頸損とも言う )とは何を指して言うのか?↓

頸髄損傷とは

頸髄は脳から近い順に8つあり、TOP画像に示した通り、上から順にC1~C8まで8ヶ所の中枢神経が有り、そこから体の末梢神経まで神経が伝達する仕組みになっている。↓

頚髄損傷について

高山選手の場合、5月4日のプロレスの試合中に、この中の中枢神経を傷つけてしまったことが「 頸髄完全損傷 」に、なってしまったものだと思われる。

頸髄に限らず、背骨の中を通る中枢神経は体の隅々にまで脳からの司令を送る役目を果たしているので、ここが事故などで損傷してしまうと、伝達が遮断されてしまうので機能の回復は、かなり難しいと言われている。

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  • 頸髄完全損傷は回復の見込みが困難
  • 頸髄は脊椎の上から8番目までを言う
  • 同じ首でも頚椎と頸髄では部位が違う
  • 脳から近い順にC1~C8まで有る
  • アメリカの少年が頸髄損傷から回復
  • プロレスという格闘技はキケンなスポーツ
  • 昨年に落下事故を体験した私めは幸運

【 この記事ページの目次 】

 1. C1~C8までが頸髄にあたる

 2. 頸髄と頚椎の違いとは

 3. 頸髄損傷から奇跡の回復を果たした実例

 4. 私めも頸髄完全損傷の可能性が有った


頸髄と頚椎の違いとは

 これは前章の補足説明的な意味合いを持つが、同じ首の部位の中枢神経であっても、「 」と「 」では全く、症状の重さが違う。

頚椎は頸髄から枝分かれして出ている細い神経のことで、頸髄とは骨の中を通っている太い中枢神経の事である。

つまり、高山選手が損傷した部位は頸髄の部分であり、これが全身麻痺の症状を引き起こしているのだ。

頚椎症の場合、リハビリなどで予後が回復するケースも見られるが、頚髄症の場合は一般的に、なかなか奇跡的な回復は望めないことが多いとされる。

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頸髄損傷から奇跡の回復を果たした実例

TV番組で放送されていたアメリカの実話ドキュメンタリーを観た。

ざっくりと、ストーリーを、ご説明申し上げるとロバートという少年が木登りを、していて落下し、脊髄を損傷した。

すぐに地元の病院に搬送されたが、この時、今回の高山選手と同じように「 今後、自分の力で歩くことは出来ないでしょう 」と告げられている。

歩けなくなった息子のロバートを救うべく父のスティーブン氏は、どうにかして助けようとインターネット検索を試みる。

そこで当時、まだ女子高生だったクリスティーン・ヒューズ氏のWEB上にアップロードされたレポートを発見した。

Googleの規約に触れる恐れが有るので新薬の名前は、ここに記載することは出来ないが懸命に、その薬を取り寄せて息子に投与してみたところ元通りとは行かないまでも、自力で再び歩けるまでに回復をみせ、その後大学も卒業したとTVでは放送していた。

実際に、パソコンのキーボードを叩いたりラグビーボールを投げるロバートくんを写した映像を拝見したが、健常者と全く同じでは無いものの、普通に動き回ることが出来ていたのである。

なお、この薬は投与にタイムリミットが有るらしく負傷してから72時間以内が肝だとTVでは言っていた。

ちなみに、上記の新薬は日本では認可が下りていないとの事である。

ナベツネ渡邉恒雄氏の2018年11月28日現在の容態が判明した!

私めも頸髄完全損傷の可能性が有った

 何を隠そう、不肖この私めも昨年に2.6メートルの高さから落下して、右肘関節の「 開放性( 複雑骨折 )脱臼骨折+靭帯断裂 」の大怪我を、やらかした。

しかし常々、思うのは本当に運が良かったという、この1点に尽きる。

頸髄に限らず脊髄を損傷していても、おかしくは無い事故だったからである。( 自動車の事故では無い )

担当のリハビリに聞くと脊髄は1回、損傷してしまうと基本的には治らないと仰っていた。

手術で入院していたときでも看護師の方に「 まだ腕1本で済んで良かったですね 」と言われたが、本当にその通りだと痛感している。

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昔からよく「 プロレスはショーである 」などと言われているが、あれだけの過酷な、ぶつかり合いは非常に危険であることは間違いない。

プロレスに限らず、ボクシングなどの格闘技系のスポーツは正に命がけである。↓

村田諒太氏の世界戦で疑惑の判定

応援してくださっているファンの方々の為にも、高山選手には1日も早い回復を願って、やまない。


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いっぷく

コメントありがとうございました。
本当に腕一本で済んで不幸中の幸いでしたね。
by いっぷく (2017-09-05 22:12) 

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