本日の6日に首都高速道路株式会社が、9月14日のAM1時から首都高速1号羽田線の大規模な改良工事を始めると報道陣に告げ、迂回路を公開した。
14日から始まる1.9Kmの工事区間は東京都品川区東品川二丁目【 東品川桟橋:東京モノレール天王州アイル駅付近 】〜品川区東大井一丁目 【 鮫洲埋立部:鮫洲運転免許試験場 】までの間で、ここに迂回路が設置された。
羽田線の工事区間の迂回路を分かりやすく以下にGoogleマップで示す。↓
ここの区間は上下線共に迂回路を使う形に為るが、高速道路から降りる必要は無く、ただ脇道に逸れるだけの構造である。↓
B湾岸線から大井JCTを使っての1号羽田線への移動は現在、通行止めになっているが他にも工事区間は有るり今の所、5区間での工事を計画している。
1号羽田線の区間は総工費986億円を掛けて10年後の完成を目指す。
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14日から迂回路の使用が開始になるが、2020年の東京オリンピックの時も、この迂回路は使用される見通し。
1962年に開通した首都高は既に55年の月日が経過しているので痛みが激しく塩害に拠る老朽化が激しいのだそう。
羽田線は迂回路を通している間に本線の改修工事は何を、するのかと言うと「 橋桁を今よりも高架構造に作り変える 」とのこと。
不肖この私めはトラック運転手を生業にしているので、ここの区間は何度も走ったが確かに、この辺りは東京湾に面しているので塩水や潮風の影響も大きいのだと思う。
今回、改修工事が行われている1号羽田線を含む首都高速は1964年に行われた東京オリンピックに間に合わせるために突貫工事で間に合わせたとは昔から言われている事である。
これは事実で、京橋JCTから芝浦ICまでの間なども、出来るだけ用地買収をしなくても済むように、建設した名残なのか直線構造の道路ではない。
また突貫工事に加えて完成後50年以上経過した首都高は老朽化への対策の改修工事費用が、かなりかさむ。
これは、やむを得ない事だろうと思う。
高速道路を走行中に橋脚が崩れ落ちたりされたら、運転手としては、たまったものではない。(^_^;)
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今年の2月26日に開通した圏央道の茨城区間は殆どが「 暫定2車線( 両方向で )」で、取り敢えず繋げて通せ的な意図が垣間見えた。
東京都心の首都高ほどには混まない茨城県内の圏央道でも、片側1車線では事故が起きたら基本的には通行止めである。
羽田線はストリートビューを見ても首都高速1号の工事区間の本線は片側2車線に、なっている。
トラックドライバーである私めは、上のストリートビューの場所を、よく通るが実は、たまにでは有るが鬼渋滞が発生する区間なのである。
首都高速株式会社が、どの様な車線数を想定されていらっしゃるのかは存じ上げないが、出来れば良い機会なので片側3車線の6車線化に出来ないものだろうか?
今から10年くらい前にラジオの日本放送から発売された「 浜崎橋は何故、渋滞するのか 」というタイトルの本がある。↓
【中古】 浜崎橋はなぜ渋滞するのか? 現地ルポで解明する渋滞ポイント50の謎 / 清水 草一 / ニッポン放送/扶桑社 [単行本]【メール便送料無料】【あす楽対応】 |
当時、私めも買った記憶があるが、答えは「 合流地点だから 」というのが1番の理由なのでは、なかろうか。
私めがTwitterのトラックドライバー・アカウントのヘッダー画像にしている大師橋から浜崎橋JCTまでの14.7キロの一部が今回、大規模な改修工事が行われる羽田線に、なる。
首都高の慢性的な渋滞解消は圏央道の開通で、いく分か緩和されたと言われているが、やっぱり多車線化には、していただきたいのである。
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繰り返すが、ここの工事区間の迂回路は今月の14日から使用される見通しで、高速から一般道には降りる必要は無い。
しかし、注意して頂きたいのは、ここを直線道路だったなどと勘違いして走ると思わぬ大事故に直結するので、十分に注意のうえ運転されたい。
ご安全に。^^
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