( 以下「 “スパコン”ベンチャー企業社長ら逮捕 」から引用 )↓
“スーパーコンピューターの開発などを手がけるベンチャー企業の社長らが
国から助成金をだましとったとして、東京地検特捜部に逮捕された。
詐欺の疑いで東京地検特捜部に逮捕されたのは、
スーパーコンピューターなどの開発を手がける
「 PEZY Computing 」社長の斉藤元章容疑者ら2人。”
( 引用ココまで・出典:日テレNEWS )↑
NHKのテレビ番組で放送される予定だったスパコン「 Gyoukou( 暁光 )」を開発した、元医師の「 斉藤元章:さいとうもとあき 」社長【 49 】と元事業開発部長のS・D容疑者【 47 】が詐欺容疑で逮捕された。
その「 詐欺容疑 」の具体的な内容は、どのようなものであったのか?
「 事業費を水増しした嘘の研究実績の報告書を提出、国から助成金の約4億3,100万円をだまし取った詐欺容疑 」
「 国から 」をもっと詳しく調べると「 経済産業省が所管する新エネルギー・産業技術総合開発機構:NEDO 」という場所である。
( 以下「『 スパコン 』ベンチャー社長逮捕:助成金詐取容疑 」から引用 )↓
逮捕容疑は、メモリーデバイスの開発に絡み、
経済産業省が所管する新エネルギー・産業技術総合開発機構
( NEDO )から技術開発を支援する助成金を受け取る際、
事業費を水増しした虚偽の実績報告書を提出。
2014年3月、助成金約4億3千万円を同社名義の
預金口座に振り込ませ、だまし取った疑い。
捜査関係者によると、逮捕容疑につながったメモリーデバイスは
これらのスパコンには使用されていなかったとみられる。
( 引用ココまで・出典:日本経済新聞 )↑
ここで出てきたのが「 メモリーデバイス 」という単語だが、メモリーデバイスとは一体何なのだろうか?
一般的に言われているメモリとは、「 記憶装置 」の事を指しており、コンピューターが情報を処理する際にデジタルデータを一旦、保存しておくための物だ。
よく、メモリ容量は作業する机の広さに例えられるが、当然ここの容量が大きい方がパソコンはサクサクと高速で動く。
要は、このメモリーデバイスである記憶装置がスパコンに使われていない事が逮捕容疑になっているが、これ以上の事は分かっていない。
ここからは不肖この私めの個人的な推測になるが、嘘の報告書の内容は「 スパコンに記憶装置を使っとるもんで助成金ください! 」というものでは無かったかと考えられる。
スポンサードリンク
現在は取り調べを受けている斉藤容疑者らだが、詐欺容疑の認否に付いては報じられていない。
なお、NHKでニュースでは無い、収録済みだった11日に放送予定だった番組「 プロフェッショナル仕事の流儀 」は見送りを決めた。
今回の詐欺容疑で検挙され、御用となった斉藤容疑者が開発したスパコン【 いわゆるスーパーコンピューター 】の僥幸。( ぎょうこう )
報道では1秒間に1京4,130兆回の計算を行える速さで今現在の日本国内最速の速度を誇るのだとか。
以下の動画は、スーパーコンピューター「 僥幸 」に付いて講演している斉藤元章容疑者であるが、ここでも今回の容疑の目玉になっている「 メモリーデバイス 」に関しても独自に開発したものであると明言されている。
なにしろ、スパコンの最大のウリは計算速度がメッチャ速いのが特徴で我々一般人は、このくらいしかスーパーコンピューターの特徴を知らないだろう。
10年以上前に産経新聞の記事で読んだが、いまの コンピューターは「 量子並べ替え 」とかいう技術を用いて複数の計算を全く同時にこなす事が可能になっている。
これが30年前なら、0か1かのデジタルデータの処理を1度に1回づつしか出来ないので、どんなに速くしても自ずと限界が有った。
この複数の計算を同時進行できる画期的な「 量子並べ替え 」の技術の、お陰で今のスパコンが高速で計算できる様な気がする。
斉藤容疑者はインテリなエリートと言う印象の知的なイメージで実際に相当、頭の良い技術者なのだろう。
まだ、容疑の段階で詐欺行為が確定した訳では無いので確たる事は言えないが、もし道を踏み外したのだとすれば、スーパーコンピューターの開発は、そんなにお金が掛かるものなのだろうか?
スポンサードリンク
東京地検特捜部はスパコン会社社長の斉藤元章容疑者を逮捕し、これから捜査が進んでいく上で、さらに全容の解明が明らかになってこよう。
ただ、あくまでも今は容疑の段階なので、詐欺行為が確定した訳では無いがもし、この過ちが事実だと仮定したら斉藤容疑者は道を誤った。
前章に貼った講義動画の中で斉藤容疑者は「 スパコンは今まで人間が発見できなかった病気すらも、発見するでしょう 」とスーパーコンピューターの未来への可能性を絶賛している。
だが、コンピューターに物事の善悪を判断する能力はない。
感情もそうなのだが、コンピューターは「 物事の善悪を判断している様に人間に見せかける 」ことは出来ても、実際に善悪の判断を行えるのは人間だけである。
今後の捜査の進展を見守っていきたい。
▲ページの先頭へ
この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。
コメント 0