![]() |
---|
【 本稿の記事ページの目次 】
5日に「 都民ファーストの会 」に離党届けを出し受理された音喜多駿都議【 34:北区選出 】が自身のTwitter上で報告を行った。
また、同じく上田令子都議【 52:江戸川区選出 】も離党し、音喜多駿都議と共に記者会見場で報告した。
党の方からご連絡をいただき、協議の結果、昨日付で離党届が正式に「受理」されたとのことです。寛大な処遇に感謝いたします。改めて、短い間でしたが大変お世話になりました。https://t.co/zUv7ipQvDz
— おときた駿(東京都議会議員 /北区選出) (@otokita) 2017年10月6日
「言行不一致」音喜多駿都議ら都民ファースト離党(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース https://t.co/ouSBHWPpoy @YahooNewsTopics
— 上田令子(東京都議/自由を守る会代表) (@uedareiko) 2017年10月5日
また、都民ファーストの会の公式Twitterアカウントも、この事に触れ音喜多駿都議と上田令子都議の2人の離党を「 非常に残念 」とツイートしている。
本日、同じ政策・公約を掲げてきた仲間が離党を表明したことは非常に残念です。
— 【公式】都民ファーストの会 (@tomin_1st) 2017年10月5日
これからも53人一丸となって、「都民のための都政」を実現してまいります。 pic.twitter.com/Fpu5Zb0MBF
なお、都民ファーストの代表を勤めていた小池百合子都知事【 65 】は「 二元代表制 」に鑑み、都議選の後の7月3日に代表を退き特別顧問に就任。↓
ちなみに現在の代表は荒木千陽( ちはる )都議【 35 】が代表を務められている。
昨日、都民ファーストの会新代表に荒木ちはる都議が決定。
— 【公式】都民ファーストの会 (@tomin_1st) 2017年9月12日
希望の塾運営をはじめ、結党そして、候補者擁立に至るまで、党の流れを理解し、また、総務会長として、党の合意形成にも携わってきました。
都民ファーストの会は、荒木代表の元、一丸となって東京大改革をさらに加速して参ります。 pic.twitter.com/qjhAg01qN7
最近の音喜多駿都議のツイッターでは、こんなつぶやきが!
さすがです!私もすでに二足目が欲しくなっています。笑 https://t.co/MW6nIv9pDV
— おときた駿(東京都議会議員 /北区選出) (@otokita) 2017年10月2日
あ、違う.....これは小池百合子都知事の「 二足のわらじ 」に、なぞらえてのツイッターのツイートでは無かった!(^_^;)
小池百合子都知事へのツイッターのツイートでは次の、つぶやきが最もインパクトが有るのでは無かろうか。
昨日、ニュースピクスにインタビューをしていただきました。タイトルは強い言葉になっていますが(苦笑)、活字でしっかりと私の所見を起こしていただき感謝です。ご一読いただければ幸いです。 / 【音喜多駿】小池...https://t.co/fknFecOilw #NewsPicks
— おときた駿(東京都議会議員 /北区選出) (@otokita) 2017年10月6日
引用されているニュースピクスの記事タイトルは音喜多駿都議が自分で付けたものでは無いらしいが。
スポンサードリンク
ニュースピクスはインタビュー形式の記事に、なっているが中でも気になる一文が有ったので、引用させていただこう。
( 以下「 【音喜多駿】小池政治に失望。希望の党は崩壊する 」から引用 )↓
“NP─小池さんは発信は、うまいけれども組織のマネジメント能力に乏しいという声があります。
【 音喜多都議 】「 小池さんは人を信頼せず、信頼できなくなると、どんどん人を切ってしまうというか遠ざけてしまう。
その結果、お友達内閣のような形になって、似たような能力と思考回路の人ばかりが集まって組織運営をするから、こういう事になるんだろうと思います。」”
( 引用ココまで/出典:NEWS PICKS/2017/10/6 )↑
小池百合子都知事に対して厳し目なコメントを述べられている音喜多都議だが、一方では「 寂しい 」とする胸中も覗かせたツイッターのRTも、されている。
#都民ファーストの会 のツイートに「寂しい」 離党表明の #音喜多都議 が胸中激白#アベプラ#音喜多駿#小池都知事@otokitahttps://t.co/zSmMhlsBp0
— AbemaPrime【公式】 (@Abema_Prime) 2017年10月6日
そんな音喜多駿都議のツイッターだが、ブログ記事の方でも小池百合子都知事へのメッセージは無いのだろうか?
音喜多駿都議が自身のツイッターでも引用されている公式ブログ「 ひらけ、東京!! 」の中で都民ファーストの会を離党した3つの理由に付いて次の様に書かれている。
つまり、要約すると都民ファーストは東京都民への情報公開と言うよりは、「 都民ファーストの代表を決める時に数人の幹部だけで選出したブラックボックス化に疑念を抱いた 」とする主張だ。
そして、希望の党の在り方にも疑問を呈し「 野合の党である政党を無条件に応援しなければならない都民ファーストに、これ以上は居られない 」という理由。
3つ目の訳は「 度重なる東京都知事の公務キャンセルで、都政がおろそかになっている小池百合子都知事の姿勢に疑問を抱いたため 」だと説明している。
都民ファーストと希望の党を兼務する2足のわらじ自体は悪いとは思わないが、これに伴う弊害として都政への取り組みが、おろそかになる点が受け入れられない、とする訳である。
2足のわらじ化が、数多くの有権者から反発を招いている点は音喜多駿都議の主張と一致している。
この他にも音喜多都議は「 議員同士が派閥を造られるのを嫌う党の方針で都議同士で食事に行ったりした際は呼び出されて激しく叱責を受けた 」と説明した。
しかし、この党の方針はオランダ領東インド時代にオランダが取った「 植民地の住民の結束を恐れて集会を禁止した愚民政策 」を連想させるんだけど.....?
スポンサードリンク
勿論、小池知事には彼女なりの考えがあり、終始一貫して主張されているのが、「 東京都民のプラスになるからこそ 」である。
6日に行われた定例記者会見の、ぶら下がり取材でも終始苛立っていた様子の小池百合子都知事。
小池都知事は笑顔で有ってもイライラし始めると書類の端を「 トントン 」と音を立てて揃えるクセが有るような気がするが、自分に都合の悪い質問が有ると、キレ気味に後回しにしようとされる兆候が見られる。↓
10月幹事社の毎日新聞から「 2足のわらじに付いてお伺い致します。」との質問が出るや否や「 それって後で、やりませんか?今やった方が良いの? 」とキレ気味に返す一面も。
その中で「 ( 音喜多駿都議と上田都議の )2人の離党に付いて、どの様に受け止めていますか 」との質問に小池都知事は「 とても残念な事だと思います 」とコメント。
続けて「 都議としての様々な観点から鋭い追及も、なさって急に与党側に、なられたやり方も今までとは違う部分もあり色んな、ご不満もお有りだったろうと思います 」と語った。
本日、都民ファーストの会と政策協定セレモニーを行いました。都民ファーストの会の皆様から、力強いエールをいただきました! pic.twitter.com/MmfVipShIe
— 希望の党 (@kibounotou) 2017年10月5日
さらに上に貼った公式YouTubeアカウントの会社でもあるTHE・PAGEから「 音喜多駿都議らの離党に関して代表選出がブラックボックスであるという批判に対しての知事の受け止めは? 」の質問が出るとー?
小池都知事は質問を嫌って「 その質問は後の方が良いんじゃないでしょうか?どうですか幹事社? 」と毎日新聞社に同意を求めたが毎日は質問を了承。
その上で小池都知事は「 考え方の相違だと思います。規約に関しては指摘を、なさった方自身( つまり音喜多都議 )が造られたもので、それに則って行ったが、もっとコミニュケーション取れば良いと思いますよ? 」と、まるで他人事の様に答えた。
つまりは、この回答こそが小池百合子都知事が音喜多駿都議のツイッターの、つぶやきをも含めた答えである、と言って良さそうだ。
スポンサードリンク
音喜多駿都議のツイッターに話しを戻すと、小池百合子都知事以外のツイートで現代日本の自由に発言できる風潮が素晴らしい事だと、呟いている。↓
自由に発言し、気に入った投稿に「いいね!」を押し、共感したものを好きにRTできる。
— おときた駿(東京都議会議員 /北区選出) (@otokita) 2017年10月5日
素晴らしいことだ。素晴らしいことだ。
上に埋め込ませて頂いたツイッター文の本当の意味は、議員の自由な発言が都民ファーストの党約に拠って規制されていた事に対して、これで開放されて自由になれるんだ♪とする意図が込められていよう。
別の視点から見るとこれは全くこの通りで、もし今から75年前の戦時中に「 戦争は悪だ! 」などと、ツイートしよう( 仮にツイッターが有ったと仮定して )ものなら、国民思想を取り締まる「 特高警察 」( 警視庁特別高等部検閲課 )の手によって検挙され、拷問されるのは間違いない。
これは、いかに今の日本国が憲法に拠って自由を保証されているかの裏返しのツイートであると言えよう。
音喜多駿都議のツイートには激しく同意するが反面、この自由な発言に拠って手痛い思いをされたのが小池百合子都知事では無かろうか。
ただし音喜多都議のツイッターに拠って、では無い。
先に貼ったYouTubeの記者会見の最後に小池百合子都知事が退席する際に「 小泉元総理【 75 】は原発再稼働反対ですよ!公約詐欺じゃないですか?規制委員会の規制じゃ不十分だって言ってますよ!! 」と声を荒げた男性記者が居た。
希望の党の原発0の公約が詐欺か否か原時点では断定できない筈だが、原発の安全神話は「 机上の空論 」であるのは、実際に20年以上も現場監督を、された方の記事を見れば一目瞭然だ。↓
大声を発したのは、会見中にも質問していたATRJ社のK記者に声が似ている気もするが、それでもにこやかな笑顔で一礼をして会場を去った小池百合子都知事の心情は、いかほどのものだったのか。
政策や公約うんぬんは抜きにして内心、相当傷ついていたに違いない。
こんな事を記事に、したためると「 東京都民の方が、もっと傷ついている 」と反論されるかもだが、政治家はストイックな商売だなぁ~と感じずには居られない一幕であった。
ちなみに、希望の党の公約に明記されている「 原発ゼロ 」の項目に関しては当「 世の中の最新ニュース 」ブログでも過去に記事に、したためている。↓
不肖この私めは東京都民ではないが音喜多都議の印象を「 真面目で弁が立つ、しっかりした考えを理論的に説明できる都議 」だと評価している。
音喜多都議のツイッターうんぬんカンヌンではなく、自分なりの政治信条に基づいて行動されているなと受け止めている。
個人的には、顔立ちや声のトーンが歌舞伎役者に似ているなとは思うのだが、東京都議として真剣に政治を考えている方だと思う。
しかし世の中の全ての有権者は、こうは思わないのが現実だ。
「 恩知らずで喋り過ぎなペラ男 」「 文春砲で報道された2010年のOL疑惑は、どうなってんだ? 」などと批判する方々も、やはり一定数いる。
この批判が「 胡散臭い 」と検索される原因になっているのかも知れないが、これは、もはやどうしようもない。
既に解決済みの2010年の疑惑に関しては音喜多駿都議が自身の公式ブログ「 ひらけ、東京!! 」でシッカリと説明記事を掲載されている。
音喜多都議の筋の通った説明を、不肖この私めは評価しているが世の中には様々な意見が有って当然だ。
スポンサードリンク
音喜多都議の主張を100%支持するわけではないが、彼の言っていることは客観的な事実に基づいているような気がしてならない。
つまり、小池百合子都知事が希望の党の代表として掲げる政治理念、有権者への公約が選挙後に、どうなるのか?
7月に大勝した都民ファーストを離党された音喜多駿都議のツイッターの、つぶやきを含めた主張が希望の党の近い将来を暗示しているように思えるのは、不肖この私めだけであろうか?
しかし、その未来を委ねられているのは、あなたを含めた我々、有権者たちなのである。
▲ページの先頭へ
この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。
コメント 0