仮想通貨事業者のコインチェック社が管理する暗号通貨ネムがハッカーに拠る不正アクセスに拠り、580億円もの大量の盗難被害に遭った事件。
基本的にコインチェックが自己資金を充当して460億円分の弁済を行うとの報道が有ったが、これとは別にネム財団なる機関が自動追跡プログラムを開発してハッカーが盗んだNEM通貨にタグ付けするのだという。
ネム財団とは「 暗号通貨ネム( NEM )の最新ブロックチェーン技術のP2P( ピア・ツー・ピア )を奨励・推進する団体 」だ。
ネム財団の主要な理事メンバーは以下の4名である。↓
また、ネム財団で働くアレックスという女性職員が、Inside NEMなるツイッターアカウントを所持し、NEM財団の副代表理事を務めるジェフ・マクドナルド氏へのインタビュー動画を公開している。↓
Exclusive interview w/Jeff McDonald, #NEM Foundation VP, on the Coincheck Hack Exchange of 500M XEM https://t.co/1zfp46XHyQ
— Inside NEM (@Inside_NEM) 2018年1月27日
また、代表理事を務めるロン・ウォン氏も自身のツイッターで今回のコインチェック社の盗難事件に触れて情報発信されている。
Coincheck announced they are paying back in JPY. Hopefully all is good.
— Lon Wong (@2017Lon) 2018年1月27日
ところで、このネム財団は今回盗難被害に遭ったコインチェック社に不正アクセスして暗号通貨ネムを盗ったハッカーに対して自動追跡プログラムを開発して起動を行うと発表しているが、既に実行されているのであろうか?
自動追跡プログラムを実行すれば、コインチェック社が被害に遭った暗号通貨ネムの全てに「 タグ付け 」が行える。
このタグ付けされたネムは換金所での検閲に引っかかる仕組みになっているので犯行グループは不正アクセスに拠って、せしめた暗号通貨を換金できないとしている。
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しかしながら、コインチェック社はネム財団が自動追跡プログラムを実行する前に自己資金を充当して、返済する旨を表明している。
泥棒ってのは、どこの世界にも居るものだなと、つくづく思う。
これが、SNSソーシャルゲーム・モバゲーの「 怪盗ロワイヤル 」だったら許されるが、今回は警察も捜査に着手しているという。
ネム財団の、より詳しい記事は別ブログの「 ネムNEM財団とは?自動追跡プログラムでタグ付け! 」の記事でも、お伝えしている。
だけど、コインチェック社も、よく460億なんて自己資金を持っていたものだと感心してしまった。
仮想通貨を取り扱う事業者ってのは、そんなに儲かる商売なのか?
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