JOC( 日本オリンピック委員会 )の竹田恆和会長【 71 】が、
2020年東京五輪の招致への贈賄疑惑が
連日、報じられているが、明治天皇とは
親戚関係にあるものの皇族ではない。
【 本稿の記事ページの目次 】
まず、JOCの竹田会長と、2019年4月30日に退位される、ご予定の今上( 明仁 )天皇【 85 】とは、「 はとこ( いとこの子供同士のこと )」の関係にある。
しかしながら竹田会長自身は、出生時に父親の竹田宮恒徳王【 享年83 】が皇籍離脱( 臣籍降下 )を行っているので、皇族の出身ではない。
旧皇族・竹田宮恒徳王の三男。
明仁天皇のはとこにあたる。
竹田会長は父親の竹田宮恒氏の三男であるが、母親は恒徳王妃光子氏【 去年97 】である。
竹田会長の父親である竹田恒徳氏の母親、恒久王妃昌子内親王( 常宮 )【 享年51 】が、明治天皇( 睦仁 )【 享年59 】の第六皇女だ。
第122代明治天皇の第六皇女。
つまり、JOC竹田会長の父親である故・竹田宮恒氏は明治天皇の外孫( がいそん )である。
ということは、JOC竹田会長の曾祖父( ひいおじいちゃん )が明治天皇であり、逆に言えば明治天皇の曾孫( ひ孫 )がJOCの竹田会長ということになる。
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竹田会長の父親の故・竹田宮恒徳王は、1947年10月14日に皇籍離脱( 臣籍降下 )して、皇族を離れているので、竹田会長は出生時から一般人の身分である。
陸軍少将竹田宮恒久王の第1王子で、
母は明治天皇の第6皇女常宮昌子内親王、
昭和天皇の従弟にあたる。
最終階級は陸軍中佐。
JOCの竹田会長の父親の母方が、明治天皇の子孫になる。
ちなみに、竹田会長の母親である恒徳王妃光子氏は、公爵・三条公輝氏【 享年64 】の次女である。
さらに三条公輝氏は内閣総理大臣を兼任した政治家の三条実美( さんじょう さねとみ )氏【 享年53 】の三男であるが、明治天皇系列の子孫ではない。
JOC竹田会長の祖母にあたる、故・恒久王妃昌子内親王が明治天皇の第六皇女である子供にあたる。
恒久王妃昌子内親王は今上天皇の大叔母でもあるが、家系図を見ると、明治天皇との関係も分かりやすい。
では、JOCの竹田会長の曽祖父にあたる、第122代の明治天皇・睦仁とはどのような天皇だったのか?
皇族以外の摂政を置き、かつ在位中に
征夷大将軍がいた最後の天皇である。
一方で、皇室史上初めて洋装をし、
一世一元の制を定め、複都制としながらも
関東( 東京 )の地に都を遷した最初の天皇である。
日常生活は質素を旨とし、
どれほど寒い日でも暖房は火鉢1つだけ、
暑中も軍服( 御服 )を脱がずに執務するなど、
自己を律すること峻厳にして、
天皇としての威厳の保持に努めた。
明治天皇の父親は、孝明天皇( 統仁 )【 享年35 】と早世であった。
それにしても、「 己に厳しく 」を地で行くのが明治天皇であったことを今日、初めて知った。
幕末の動乱を生きた明治天皇であったが、真冬に火鉢ひとつでは、さぞかし寒かったに違いない。
不肖この私めは、明治天皇がお召になっていた軍服を着たことはないが、上の画像の写真を見るに、真夏に着るにはさぞ暑いことだろう。
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そんな明治天皇の、ひ孫であるJOC竹田会長は、明日の19日に日本オリンピック委員会の会長を退任すると報じられている。
汚職疑惑が報じられている竹田会長であるが、もし2019年の今に曽祖父である明治天皇が存命であったとしたら、ひ孫に対してどの様な言葉をかけるだろうかー?
「 安倍晋三首相の先祖が天照大御神だという根拠を示そうと思う。 」の記事を投稿しました https://t.co/ZJ5uofGNUO #r_socialnews
— ついっぷる最新速報瓦版 (@TrendNews_44) 2018年9月19日
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