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日本ルナ株式会社【 本社:京都府八幡市上津屋西久保106 】が、このたび販売したヨーグルトの食品13万2,000個の自主回収を行うと発表した。
自主回収の商品は、以下の2つ。↓
ここで誤解しがちだが、上記の商品に使われる食品衛生法の基準値を超える残留農薬が検出された大麦が使われているのはヨーグルト部分に、ではない。
添付カップ部のシリアルに使用している大麦において
食品衛生法の基準値を超える残留農薬が検出されたと
原料供給会社から連絡を受けました。
つまり、カップの上部に、おまけで乗っかっている食品が該当のオーストラリア産の大麦である。
ヤバい
— まる (@picopico_man) 2018年4月4日
日本ルナのアサイーヨーグルトボウルを食べ続けてた。。。
なんか農薬盛りだくさんらしいじゃないですか
まぁ放射能汚染したものたくさん食べてるから、変わらないかぁ〜
#ヨーグルト#ACAI#バーリーマックス#農薬汚染#基準値超え# pic.twitter.com/BXFuM3GQOj
ヨーグルトのカップの上部に乗っかているオーストラリア産の大麦の種類は、どの様なものなのか?
日本ルナのヨーグルトの商品に使われているオーストラリア産の大麦の種類は「 はだか麦 」である。
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また、日本ルナが「 健康に害はない 」と公表している基準値を超える残留農薬の名前は「 アゾキシストロビン 」である。
残留農薬であるアゾキシストロビンは、食品衛生法で定める基準値は0.5㎎/kgとの既定値だが、約5倍の2.5㎎/kgもの数値が検出されている。
本稿で100%の保証は出来ないが、日本ルナから側は「 健康上の影響は無い 」としている。
そのオーストラリア産の大麦を輸入した会社が、総合商社の伊藤忠商事株式会社【 本社:大阪府大阪市北区梅田三丁目1番3号 】。
大麦を伊藤忠商事から買い付けた会社は西田精麦株式会社【 熊本県八代市新港町2-3-4 】だ。
この西田精麦の大麦フレークを使った日清シスコは4月3日、該当する「1日分のスーパー大麦グラノーラ」2製品の自主回収を発表。|日清シスコ https://t.co/sA0CQTWJZh
— 有機農業ニュースクリップ (@OrganicNewsClip) 2018年4月3日
4月2日付けで伊藤忠商事と西田精麦宛に農林水産省政策統括官から、以下の内容で指示が来ている。↓
伊藤忠商事株式会社:代表取締役 岡藤正広殿
2.本件はだか麦から食品衛生法上の基準値を超える
アゾキシストロビンが検出されたことについて、
このような事態に至った原因を究明し、再発防止策とともに、
平成30年4月27日までに農林水産省に対して報告すること
西田精麦株式会社:代表取締役 西田啓吾殿
本件はだか麦から食品衛生法上の基準値を超える
アゾキシストロビンが検出されたことについて、
所管の保健所に報告し、その指示を受けて、
流通先への連絡、商品の流通の差止め、回収、
公表等を適切かつ速やかに行い、その状況について
農林水産省に対して逐次報告すること
報道では、「 自主回収 」となっているが農林水産省からの指導内容のPDFの日付が4月2日となっていることから、本当に自主回収だったのだろうか?
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いずれしても、健康に被害がないと言われているのは今まで日本ルナのヨーグルトに付いている大麦を食べてきた愛好家の方々は、ホッと胸を、なでおろしたに違いない。^^
なお、返品対象の商品は今月の6日から23日の賞味期限で、かつ本稿の冒頭で紹介した2商品に限られるので、あしからず。
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