前人未到のオリンピック4連覇を成し遂げた女子レスリング界のレジェンド、伊調馨選手【 33 】がパワハラ疑惑で揺れている。
事の発端は、やはり文春砲が炸裂したからだが、週刊文春は伊調馨選手本人に直接、取材を行っている。
いまさら改めて説明の必要も無いが、おさらいをしておくと、様々な紆余曲折から軋轢( あつれき )が生じた伊調馨選手に対する、元コーチを務めていた日本レスリング協会の栄和人女子強化委員長【 57 】からのパワーハラスメント疑惑が報じられている問題だ。
【女子レスリング】伊調馨、「パワハラ騒動」に関してコメントhttps://t.co/1dTyX9C2Td
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2018年3月1日
「報道されている中で、『告発状』については一切関わっておりません」と、所属するALSOKを通じて発表した。 pic.twitter.com/hh2s8zwLOU
実は、いま週刊文春の3月8日号が手元に有るのだが上記のパワハラ疑惑を、まとめた告発状が内閣府の公益認定等委員会に提出されたのは、事実のようである。
しかしながら伊調馨選手は告発状との関わりは一切ないと完全否定した。
以下、「 パワハラ騒動の伊調馨がコメント 」より引用↓
伊調が1日、所属するALSOKの広報部を通じて
「 報道されている中で、『 告発状 』については一切関わっておりません 」
いうコメントを発表した。
【 以上、出典元:デイリー 】↑
では告発状と、いっさいの関わりが無いからと言って、パワハラ疑惑も事実無根の出来事なのだろうか?
伊調馨選手から直接取材されている週刊文春の記事が嘘でなければ本当の真実は、パワハラが全く無いという訳でもなさそうだ。
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そもそもパワーハラスメントという言葉の定義自体が、あいまいなので断定できない側面もある。
しかし、伊調馨選手が週刊誌に告白した証言と記事の内容に嘘が無ければ、パワハラ告白は事実であるといえる。
ちなみにパワーハラスメントの定義とは、以下の内容によるもの。↓
以下「 パワーハラスメントの定義 」より引用↓
職場のパワーハラスメントとは、同じ職場で働く者に対して、
職務上の地位や人間関係などの職場内での優位性を背景に、
業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える、
又は職場環境を悪化させる行為をいいます。
【 以上、出典元:デイリー 】↑
報道で名前が一気にクローズアップされてきたのが、冒頭でもご説明した日本レスリング協会の栄和人女子強化委員長だ。
「東京五輪で5連覇は今のままでは考えられない」――国民栄誉賞の金メダリスト・伊調馨(33)に“パワハラ”被害疑惑! 数々のメダリストを育ててきた名伯楽による、選手生命まで奪いかねない陰湿な“手口”とは。 #週刊文春 #スクープ速報 pic.twitter.com/BZzpVq7Yni
— 文春砲(文春くん公式) (@bunshunho2386) 2018年2月28日
伊調馨選手は週刊文春の取材に対して次のように答えている。
( 以下「 伊調馨・悲痛告白 」から引用 )↓
ー「 北京五輪後、練習拠点を東京に移した後に
栄さんからの嫌がらせが始まった? 」
( 伊調選手 )「 そうですね、はい 」
【 以上・出典元:週刊文春3月8日号 】↑
複数の協会関係者から提出されたとするパワハラの告発状には、3つの疑惑が有ったとされる。
告発状の内容のうちの1つである、警視庁のレスリング・クラブに出入りを禁止されたとされる問題は、無いとする証言が幹部から出された。
以下「 警視庁は『 出入り禁止にした事実はない 』 」より引用↓
警視庁の幹部は2日、産経新聞の取材に対し伊調選手が練習先だった
警視庁への出入りを禁止されていたとする告発状の指摘について、
「 警視庁が出入り禁止にした事実はない 」と述べた。
【 以上、出典元:産経ニュース 】↑
となると、告発状に書かれていた残る2つの疑惑は男子合宿への参加の禁止と今現在の伊調馨選手のコーチである田南部力氏【 42 】への圧力だ。
現役の警視庁警部補でもある田南部力コーチは2004年のアテネ五輪の男子レスリング競技で銅メダルに輝いている。
以上の2点に付いても足で取材する文春砲の記者は、渦中の栄氏に直撃取材を敢行されている。
【 以下「 伊調馨・悲痛告白 」より引用 】↓
ー「 世界選手権で田南部力氏に対し
『 代表コーチを外すぞ! 』と言ったのか? 」
( 栄和人強化委員長 )「 そんなこと、あったっけ? 」
ー協会として「 男子合宿に参加するな 」と。( 言われましたか? )
( 栄和人強化委員長 )「 だめとは言ってないですよ、和を乱さないようにと注意した 」
【 以上・出典元:週刊文春3月8日号 】↑
つまり、栄和人氏の主張では田南部コーチには伊調馨選手のみでなく男子選手も、しっかり見なさいと全体の和を乱さないようにしなさい、と注意したと述べている。
パワハラが、どこまでが本当なのかは依然として闇に包まれているが、伊調馨選手と栄和人氏が離れてから2人の関係が、ぎくしゃくしだしたのは間違いない。
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伊調馨選手自身は、栄監督に勝つには試合で勝って結果を出すしか無いといっているが、内閣府の聞き取り調査に関しては、どのように思っているのか?
以下「 伊調馨・悲痛告白 」より引用↓
「 聞き取り調査が有れば受けようと思います。
そこで真実を、お話しできればと思います 」
以上「 出典:週刊文春3月8日号 」↑
なお、日本レスリング協会は伊調馨選手の東京五輪2020の出場に関しては全面的に支援していくと、週刊文春がわからの書面に拠る質問に回答している。
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