昨日の7日に放送されたTVドラマの「 セシルのもくろみ 」【 フジテレビ:毎週木曜PM10:00 】が第9話で打ち切りとなる最終回を迎えた。
9月7日の最終話に当たる第9回の、セシルのもくろみの視聴率は4.3%だった事がビデオリサーチ社の調べで分かった。
セシルのもくろみの主演を務めたのは、いま何かと話題の女優「 真木よう子 」氏【 34 】である。
真木氏はクラウドファンディングを利用したコミケ93への参加表明に批判が集中した事で炎上に発展した自身のTwitterアカウントを29日に削除。
閉鎖する前のTwitterアカウントで真木氏は次のようにツイートしていたのだという。
( 以下「 最終回は4.3%2ケタ届かず終了 」から引用 )↓
“「 大体、伝説のドラマとは
こうして始まり右肩上がりで
最終話の予想だにしない
ラストを迎えるのです。」”
( 引用ココまで・出典:スポーツ報知 )↑
騒動の結果、所属事務所の公式サイトに謝罪文まで出した真木氏。
『セシルのもくろみ』
— 【公式】「セシルのもくろみ」 (@cecile_plot) 2017年9月7日
最終回まであと3時間!!#フジテレビ#木10#夏ドラマ#セシルのもくろみ#セシもく#最終回#9話#今夜#真木よう子#吉瀬美智子#伊藤歩#板谷由夏#長谷川京子 pic.twitter.com/F6PspeyJT9
予想だにしないラストは残念ながら迎えることが無く終わったセシルのもくろみの全9話の平均視聴率は「 4.47% 」であった。
第一話から、昨日の放送で打ち切りとなった第9話までの視聴率を全て足しても40.3%と、2013年に放送されたTBSドラマの「 半沢直樹:最終回 」の42.2%にも満たない数字。
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「 セシルのもくろみ 」の第一話から最終話までの視聴率は以下の通り。↓
セシルのもくろみの低視聴率の話題も含めて先月から今月に掛けてはTwitter炎上やコミケ騒動など、ネットニュースでも取り上げられる機会が増え、飛躍的に露出度が高まった真木氏だったが、残念ながらドラマの視聴率には反映されなかった様だ。
不肖この私め、こんな記事を書いて( 打って )おきながら、セシルのもくろみなるTVドラマは1話も見ていない。( 笑 )
しかし、Twitterのタイムラインを見ていると、実際にセシもくを見たユーザーの方のコメントで「 悪くない 」という、つぶやきも有る。
だが、実際の数字としてはセシルのもくろみ全九話の平均視聴率は4.47%という低迷ぶりである。
主演女優の真木よう子氏を始め、出演者の顔ぶれも錚々たるメンバーで、決して人選ミスなどでは無いはずだ。
『セシルのもくろみ』低視聴率の原因考察。評価は高いのになぜか | ドラマの友 https://t.co/lCawJaz6Kz#セシルのもくろみ 低視聴率な理由を私なりに考えました。一つは視聴率の調査方法の問題で、単身女性向け作品が不利な傾向にある可能性。もう一つは宣伝戦略など
— tomo@ドラマの友 (@dramatm) 2017年8月24日
では、なぜ実際に蓋を空けてみれば低視聴率に拠る打ち切りと、なってしまったのだろうか?
インターネットの動画サイトYouTubeなどが台頭してきた影響に拠る視聴者離れでTVメディアが「 オワコン 」化したため?
確かに、この要素は否定できない。
が、そんな状況下でも前述したように2013年に放送された半沢直樹は42%の数字を叩き出し、2015年に放送された下町ロケットは最終回が22.3%の視聴率である。
セシルのもくろみを見ていないので何とも言えないが、ドラマの構成も批判されていないので悪くはない筈だ。
ここで、このサイト「 しらべぇ 」の記述が引っ掛かり非常に参考になった。↓
数字上のデータも記載されて居るが要約すると「 良くも悪くもないが、そもそも『 読者モデル 』に対して興味も関心も無い 」という意見だ。
セシルのもくろみの大まかな、あらすじは「 平凡な読者モデルが成功の階段を駆け上がるサクセス・ストーリー 」だ。
あなたがもっと詳しく、お知りになりたいのならネタバレ・サイトのブログ記事を、お読みいただければと思うが、要はセシもくの題材が「 読モ 」なのである。
読者モデルをメインテーマに選び、なおかつモデル業界の愛憎劇を中心とした物語をドラマとして脚本した時点で視聴率の低迷が、ほぼ決まってしまったのではなかろうか?
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「 低視聴率だから打ち切った 」と表立って口には出さないが、セシルのもくろみに限らず低視聴率のドラマは予定の回数を放送せずとも放送が終了になる様だ。
( 以下「 真木よう子『セシルのもくろみ』打ち切り決定で最高視聴率5.3%に上昇 」から引用 )↓
“打ち切りの理由は低視聴率と言われているが、
主演の真木が起こした数々の騒動も
理由の、ひとつであるに違いない”
( 引用ココまで・出典:デイリーニュースオンライン )↑
セシルのもくろみのドラマの打ち切りが決定したのが8月31日の第8話が放送された当日であった。
視聴率低迷に加えて主演の真木氏が引き起こした数々の騒動も要因の1つだと言われている。
個人的には別に真木氏のファンでも無いし、擁護するつもりもないが、Twitterのツイートにしてもクラファンにしても、真木氏は悪意は無かった。
未公表だったビデオリサーチ社の視聴率データを真木氏が事前に公開した報道が事実で有るのなら本人にも反省の余地はある。
しかし、どうにかして自分が主演を務めるドラマの視聴率を上げようと懸命に疾走した結果、空廻りしたばかりか裏目に出てしまったのである。また、別記事でも記したが批判の的になったクラウドファンディングを利用したコミケ93の参加企画も結果的に炎上したが、コミックマーケットの基本理念は2013年に改定されているので、本当は問題は無かったのである。↓
だが、今となっては世論の力に押しつぶされてしまった形での謝罪文掲載だったような気もするが。
「 セシルのもくろみ最低視聴率 」と書かれた記事を拝見すると、全てのドラマの中でワースト記録なのか?と思ってしまうが、実は違う。
TVドラマの最低視聴率は、これまた同じフジテレビが2015年に放送したエグザイルのAKIRA氏【 36 】が主演を務めた「 HEAT 」の第6話で何と2.8%であった。
( 以下「 歴代低視聴率ドラマ・ワーストランキング打ち切り 」から引用 )↓
“HEAT 火10ドラマ( フジテレビ )
最終回視聴率3.9%平均視聴率3.8%
1話6.6%
2話3.9%
3話4.2%
4話3.4%
5話3.4%
6話2.8%
7話3.1%
8話3.3%
9話3.9%”
( 引用ココまで・出典:NAVERまとめ )↑
ちなみにテレビドラマで高視聴率だった番組はTBSが1983年に放送した「 積木くずし親と子の200日戦争 」の最終回で、なんと45.3%を記録している。
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積木くずしTVドラマ版の主演を演じたのは、めだかの兄弟などのヒット曲で知られる「 わらべ 」のメンバーだった「 高部知子 」氏【 50 】。
このドラマの主題は当時、社会問題化していた「 非行 」を取扱い、また有名俳優の家庭に起きている実話に拠る体験記であった。
では、いま社会問題化している事象とは何か?
不肖この私めの提案として、ニート問題などを題材に扱えば視聴率も伸びるのかもだが、はたしてスポンサーが納得するので有ろうか?
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