「 戦場ジャーナリスト 」である、安田純平氏【 44 】がF.Dというシリア人の武装組織に拘束されていたが、カタール政府に保護され、いま日本への帰国の途に。
安田純平氏が保護されたと報じられて、てっきり2015年1月20日にイスラム国に連れ去られた日本人のY氏とG氏の2人のうちの1人かと勘違いしてしまった。
2015年6月21日に最後のツイートを行った後に行方不明となり、その後拘束された。
安田純平氏が保護されたトルコ・アンタクヤの 入管施設からイスタンブールに移動された後に 飛行機に乗り、日本へ向けて飛びたった。
テレビ朝日報道局コメンテーター室解説委員の玉川徹氏【 55 】は、戦場ジャーナリストの安田純平氏の「 自己責任論 」について「 隠された情報を取ってくるのは命がけで現場を取材しているジャーナリストたちで、彼らを守らないで何が得られるのか? 」と安田純平氏の自業自得論に反論している。
だが、こうした風潮に、政治や社会問題などを30年取材している玉川徹氏は「 モーニングショー 」で、「 自己責任論というのを僕は否定しておきたい。釘を刺しておきたい 」と反論。
上の記事タイトルには、「 安田さん解放に『 英雄として迎えないでどうする 』」と言う冒頭文が付く。
玉川徹氏が展開する「 自己責任論を批判 」は1つの考え方なので、否定も肯定もしないがカタール政府に保護された安田純平氏、ご本人が「 自分の行動は自己責任だ 」と明言されている。
2004年11月、新潟で講演した安田は、「 どういう事情であれ、邦人保護は政府の責務だ 」とした一方で、フリーのジャーナリストというものは紛争地域であっても事態の真相を見極めるためにリスクを負って取材に行くものだとし、「 常に『 し 』という自己責任を負う覚悟はできている 」と話した。
上の引用文のなかで、わざとひらがな表記にしてある「 し 」は、つまり「 命を落とすこと 」の意味だ。
第二次世界大戦の戦時中、国民皆兵制度のなか召集令状なる「 赤紙 」が来て戦地へ赴いた結果、今回の様な長期拘束の苦労に巻き込まれたのならば、同情の余地はあるが、安田純平氏はご自分の意志で特別な方法まで使って、シリア国へ入られたのである。
安田純平氏本人が「 自己責任 」だと自覚されていることは分かったが、それでは今回のシリアでの拘束劇に世論はどう見るか。
上のYouTube動画は、安田氏が成田空港に到着した時の場面を撮影したものだが、冒頭にも貼ったANNの動画と同様に、「 低評価 」だけで232も付き、高評価が8つしか付いていない。
実は、Sankei News動画の品質に関する評価ではなく「 動画の内容そのものに対する世論の反応 」である。
陰謀論者はなぜシリアに行って直接取材しないのか?反政府側地域にいる人間が赤ん坊から年寄りまで全部外国人だなんて、証拠取ってきて事実で示せばいいのに。シリアの本書いている研究者も陰謀論者いるが、反政府側に接触している形跡が全くないんだが今時の研究は現場なんかどうでもいいわけか。
— 安田純平 (@YASUDAjumpei) 2015年6月20日
安田純平氏を批判する訳ではないが、コメント欄にも辛辣な書き込みが多数、見受けられた。
一言で言えば、「 お騒がせ 」だということで決して歓迎されているわけではない事が分かる。。
ANNの動画も数本、チェックさせて頂いたが全てが、低評価の数が、高評価を上回っている。
高須院長 安田純平さんは「英雄なんかではない」と断言 フィフィのツイートに同調(東スポWeb) - Yahoo!ニュース https://t.co/h0geQnnH7q @YahooNewsTopics
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2018年10月25日
戦場ジャーナリストではなく、カメラマンとして著名な人物は、テレビなどでお馴染みの渡部陽一氏【 46 】が挙げられるが、命の保証が無いという点では、全く同じ極限の環境下での仕事だろう。
ジャーナリストであろと、カメラマンであろうと危険な戦時下での取材活動という点で一緒だ。
彼らは命がけで取材したコンテンツ( 情報の内容 )を、テレビ局や雑誌などのメディアに売る事で生計を立てているが、まさに全てが自己責任だ。
国から召集令状が来て、強制的に戦場に行かされた戦時下とは違うので、どう考えても自己責任であり、起きた結果に於いては、自業自得というほかない。
むろん、安田純平氏も自らの危険を承知の上で最高レベルに危ないシリアに入国されたのであろう。
率直な感想としては、「 命が助かったなんて強運! 」という思いが不詳この私めの印象であった。
▲ページの先頭へ
この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。
コメント 0