以前から漠然と感じていたのだが、北朝鮮の金正恩委員長の
服装は第一ボタンまで「 ビッ! 」と、はめて
決してだらしない格好をしない、ということなのだが。
世界中からの経済制裁が響いたのか2018年に入り、
最近は核実験も自粛するなど柔軟な外交戦略に転換しつつある
北朝鮮の国家主席、金正恩( キムジョンウン )労働党委員長【 34 】。
そんな金正恩委員長の服装に関して以前から疑問があった。
国家元首だから、当たり前なのかも知れないが、なにしろ人民服の
服装だけは「 ビシッ! 」と第一ボタンまで、きっちりと止めて
しっかりとした格好をされているのは何故なのか?という部分。
要は、人民服の前ボタンを全て外すなどの、だらしない格好を一切していないのである。
服装だけに限って言えば第一ボタンくらいは外しても外交戦略上、特に問題ない気もするが、しかして服装はしっかりしている。
服装以外の金正恩委員長の政治的な立ち回りを見ていると、核実験の強行や日本に向けてのミサイル発射など問題点は多々あった。
金正恩委員長の服装が、しっかりしているのは「 一重に親の教育に拠るもの 」だと言えよう。
言わずもがな、金正恩委員長の父親は金正日( キム・ジョンイル )総書記【 享年70 】である。
金正日総書記も、政治家としての問題は置いておいて、服装面に関しては決してだらしない格好をしない国家元首であった。
金正恩委員長の父親だけの影響では無いだろうが、きっと小さい頃から服装に関しては厳しく躾けられたのではなかろうか?
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ちなみに金正日総書記の父親は金日成( キムイルソン )初代国家主席【 82歳没 】である。
金正恩委員長の父親である金正日総書記の父親の金日成国家主席も服装には一点の乱れもない人物だった。
また、政治家としても「 抗日パルチザン闘争 」での苦労人の経験があるから北朝鮮国民を飢えさせることは無かったと評される。
そんな金日成国家主席の若かりし日の写真が、こちら。↓
1946年当時の写真だが服装は、きっちりとされている。
むろん、親から子へ政治的な教育も施されたのであろうが、服装に関しても厳しく躾けられたのは想像に難くない。
さらに金正恩委員長から曽祖父、高祖父( 曽曽祖父 )の譜系を辿っていくと、やはりだらしない格好や服装を、されていないことが確認できたのである!
まさかWikipediaのデータベースに金正恩委員長の高祖父( 曽曽祖父 )いわゆる「 ひいひいおじいちゃん 」まで掲載されているとは思わなかったが。
金正恩委員長の曽祖父いわゆる、ひいおじいちゃんは金亨稷( キム・ヒョンジク:김형직 )氏で31歳の若さで早世されている。
金亨稷は漢方薬の医院を営んでいたとされるが、しかし服装は、しっかりされている。
さらには金亨稷氏の父親、つまり金正恩委員長からみて高祖父( 曽曽祖父 )に当たる人物が金 輔鉉( キム・ボヒョン:김보현 )氏で、84歳までの長寿を全うされている。
やはり、だらしない格好をせず、きっちりとした格好で写真に収まっている。
つまり、おそらくではあるが金正恩委員長の家系は祖先代々、だらしない格好を好まず、服装に関しては小さい頃から厳しく躾けられたのではなかろうか?
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YAHOO!ニュースで、以下の様な記事を発見した。↓
金正恩氏は白いコート、ゆったりしたズボン
腹が出て見える袖の短いシャツを着るなど、
上述の事情から「 ビシッ 」と決めるのを好む
北朝鮮男性のトレンドと真逆を行っており、
「 ダサい 」とのイメージが、すっかり固まってしまったのだ。
ダサいかカッコいいかは置いておいて、不肖この私めは「 ビシッ! 」と決めている服装を、金正恩委員長はされているな~と思うのは、お世辞でもなく昔から変わらない。
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