米朝会談が決まった今も、北朝鮮側に3人のアメリカ人が
拘束されているが、なぜ捕まってしまったのだろう?
【 当記事ページの目次 】
アメリカのドナルド・トランプ大統領【 71 】が
2018年の米朝会談の場所と日程が決まり、近々発表されるとホワイトハウスで話した。
ここで焦点になるのが、以前から金正恩委員長【 34 】が率いる北朝鮮がわに拘束されている3人のアメリカ人の存在だ。
トランプ政権は、これまでにも北朝鮮で拘束されているアメリカ人3人の解放を、要求してきたが受けいられていない。
しかし、トランプ大統領は自身の公式Twitterで「 みんなが知っているように、過去の行政府は長い間、3人の人質が北朝鮮労働収容所から解放されることを要求してきたが、役に立たなかった。乞うご期待! 」とツイートされている。↓
As everybody is aware, the past Administration has long been asking for three hostages to be released from a North Korean Labor camp, but to no avail. Stay tuned!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2018年5月3日
上記の米国人3人は、アメリカ人なのだが報道されている名前は、いずれも北朝鮮人の様な名前だ。
実名は本稿では明かせないが、拘束された理由を次章で明かしてゆく。
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昨年の2017年の5月6日に北朝鮮の平壌駅に居た所を敵対行為の疑いで拘束されたのはK.H氏だ。
"平壌駅にいた際に拘束されたと報じられている。"
拘束中のK.H氏は以前に平壌科学技術大学に勤務していた。
北拘束の米国人3人、解放へ期待高まる トランプ氏ら言及 https://t.co/MywXrqmioe
— cnn_co_jp (@cnn_co_jp) 2018年5月4日
続いては前出のK.H氏と同じ平壌科学技術大学に勤めていたK.S( T.K )氏も昨年にスパイ容疑で逮捕された米国人の1人だ。
"「 孤児院の援助など、大学の外でいくつかの活動に関わっていた 」"
K.H氏もK.S( T.K )氏も、スパイ容疑で拘束されてはいるが、具体的に「 なにがスパイ容疑に該当するのか? 」までは分からない。
次章で紹介する3人目の米国人も、やはりスパイ容疑で北朝鮮側に拘束されているのだ。
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北朝鮮側に拘束されているK.D氏も韓国生まれの牧師で、オバマ政権の2015年に拘束されている。
"公判前に北朝鮮政府が設定した記者会見で、
キム氏は韓国政府と共謀して軍事機密を盗んだと語った"
2016年には10年間の労働教化刑に処したと発表した北朝鮮側の報道はK.D氏のスパイ容疑であった。
韓国政府は北朝鮮側の発表内容を否定しているが、真相は分からない。
しかし、北朝鮮側は2018年の今年に入って5月2日には3人を平壌のホテルに移送し、待遇を改善したとしている。
つまり、まとめると北朝鮮側に拘束された米国人3人が、なぜ逮捕されたかというと、いずれも「 スパイ容疑 」だったのである。
上記に引用したWEDGE Infinityの元記事は以下のBBC NEWSである。↓
上記で紹介した3人が冤罪であれば、おそらく近々、アメリカ側の要求通り、拘束されている米国人3人は開放されるのでは、なかろうか?
北朝鮮に拘束されている米国人3人が米朝首脳会談の開催に合わせて解放される可能性があり、これに先立ち北朝鮮が3人を平壌郊外… https://t.co/LQYtjh0Ywg
— AFPBB News (@afpbbcom) 2018年5月2日
しかし、金正恩委員長率いる北朝鮮側は2018年に入ってから、本当に外交路線を転換してきてる。
じつは昨年の2017年の5月にもトランプ大統領は「 北朝鮮側と対話する準備が有る 」とは言っていたのである。
しかし、そんなトランプ大統領の求めには応じず、ミサイルを発射したり核実験を強行したのが昨年の北朝鮮だった。
米朝会談の日程と場所は、これから発表されるとの事だが、融和路線に転換した北朝鮮の金正恩委員長の、これからの動向には目が離せない!
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トランプ大統領を金正恩委員長が何を話すのかも非常に興味深い。
南北の首脳会談は2000年に金正恩委員長の父親の故・金正日総書記が行なっているが、米朝会談は実現すれば歴史上、今回が初めてになる。
※5月9日、遂に北朝鮮に拘束されていたアメリカ人の3人が開放されたっ!↓
On behalf of the American people, WELCOME HOME! pic.twitter.com/hISaCI95CB
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2018年5月10日
これは、これで大変に喜ばしい事なのだが、開放された3人の方々がアメリカ人で有ったということと、世界のアメリカのトランプ大統領が、開放を要求したからこそ、上記の3名は北朝鮮から出てこれたのは火を見るよりも明らかだ。
もし、上記の2つの条件を満たしていなければ、平壌市内のホテルに移される待遇を受けることもなく一生、収容所暮らしだったのかも知れないな.......と、今回の報道を受けて率直に感じた次第。
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