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コンデジとスマホの画像比較 [カメラ]

コンデジとスマホ比較

デジカメの販売が低迷した理由

 デジカメ、いわゆるコンパクトデジタルカメラ【 コンデジ 】や、一眼レフを含めたカメラ市場全般の売上が世界中で低迷しているという。

昨年、平成28年度のコンデジの売れ行きは世界規模でも一昨年の2015年と比較して40%弱減の1,400万台で、その中の14%に当たる約200万台が日本市場の売上げ台数。

コンデジのシェアは日本及び、その関連会社が7割以上をカバーして来た事も有り、カメラメーカーが受ける影響は深刻だ。

大手メーカーの「 ニコン 」( 本社:東京都港区港南2-15-3品川インターシティC棟 )などは今年の決算で赤字を計上してしまい、対応に苦戦している。

 また、以前は35mmフィルムカメラの現像とプリントで、お世話になったカメラ販売店「 カメラのキタムラ 」( 本社:神奈川県横浜市港北区新横浜二丁目4番地1 新横浜WNビル7階 )も店を閉じる店舗も出てきている模様。

では一体、この要因は何なのか?

【 本稿の記事ページの目次 】

 1. デジカメの販売が低迷した理由

 2. スマホとコンデジの写真を見比べる

 3. 画素数やセンサーが大きいほど高画質?


主たる原因は「 高性能なカメラを標準搭載したスマートフォン【 スマホ 】やi-phone【 アイフォン 】の登場 」に拠るものだと言うことが、はっきりしている。

勿論、一昔前の折りたたみ式のガラケーにも高機能なカメラは付いていたが、今やスマホ搭載の小型カメラが主流になりつつ有るのが現状である。

その理由としては何と言っても「 カメラ機能も兼ねる 」だけでなくTwitterなどへのSNSへの写真投稿が、スマホやアイフォン1台のみで完結してしまうからだろう。

それでは次章からコンデジとスマホの実際の風景画像を比較してみたい。

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スマホとコンデジの写真を見比べる

 先ずは検証に用いるデバイス端末機器はスマホ側が、昨年購入した型落ちのSONY「 EXPERIA-J1Compact 」である。^^

ソニーエクスペリアJ1

これは、型落ち品で有りながらも、カメラは20.7MEGA-PIXELSを誇る2070万画素カメラ1/2.3型【 CMOSイメージセンサー 】を搭載している。

 では徹底的に比較対照するコンデジであるが、これも型は古いが2011年12月23日に、まさに前出のカメラのキタムラで購入した富士フィルムの「 FINEPIX-F600EXR 」である。

FUJIFILM-FINEPIX-F600EXR

有効画素数はエクスペリアJ1コンパクトの2千万画素に劣る1600万画素では有るものの、1/2型EXR-CMOS原色フィルター採用でフジノンレンズ搭載のコンデジである。

 それでは早速、同じ場所から景色を撮影して、各々の画質を見比べていく事にするが、画面比率はスマホは16:9でコンデジは3:4なので、あしからず。

先ずは一昨年、堤防決壊した鬼怒川に掛かる豊水橋の撮影から、エクスペリアJ1コンパクトの画像。↓

SONY-EXPERIA-J1

同じ場所から撮影したファインピクスF600EXR。↓

FUJIFILM-FINEPIX600EXR

ちょいと遠目の遠景撮影をエクスペリアで撮る。↓

SONY-EXPERIA-J1

同じ遠景をコンデジのファインピクスで撮影した画像。↓

FUJIFILM-FINEPIX600EXR

次は拙者が接写で撮ったタンポポの綿毛の画像をスマホから。↓

SONY-EXPERIA-J1

同じ場所からFUJIFILMのコンデジで撮影したもの。↓

FUJIFILM-FINEPIX600EXR

不肖この私めは、専門家ではないので画質の詳しい事までは分からないが、確実に言えることは「 コンデジの方が明るい 」ということ。

次に室内でも撮影を試みた、スマホの画像から。↓

SONY-EXPERIA-J1

次に同じ場所をコンデジで撮影。↓

FUJIFILM-FINEPIX600EXR

 個人名が入っている所には、ぼかし加工をフォトショップエレメンツ8で行っており、ピクセル数もSo-netブログのサイズに合わせる為に全て横700Pxで統一しているが、それ以外は一切いじっていない。

細かい部分は画像を見て、あなた自身の目で、ご判断いただければと思う。^^

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画素数やセンサーが大きいほど高画質?

 ガラケーに初期に付いていたデジカメの画質は20万画素とかで、かなりカクカクしていたのを覚えている。

それが、年を追うごとに画素数が上がりまくり、驚くほど高画質に、なっていった。

高画質なデジタル一眼レフの市場も低迷しているが、画素数は4千万画素とか言うのを見た覚えがある。

確かに20万画素と2000万画素の画質を比べれば、その差は歴然としているが、必ずしも高画素=高画質なのでは無いそうだ。

これと同様に、「 映像素子【 センサー 】が大きければ高画質 」と言うのは、必ずしも合っているとは言えないのだそう。↓

厳密には「 全く同じ技術で生産された映像素子の場合は大きいほど画質が良い 」のが正解だ。

しかし、マニアでも無い限り一般の方々はそんなに細かいところまで階調がどうだとか色表現の度合いがどうだとか、求めない気がする。

と、言う事はこれからはカメラ市場は、ますます縮小の一途を辿り、スマホのカメラの高性能化が進む一方なのだろうか?

転売というとカメラの転売が売り手市場だと言われて居た様な気もするが、世の中の情勢は刻一刻と変化を続けている事の現れなのだと率直に感じた。

DSC-RX100M6で撮影した写真画像と動画のサンプルは


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