女優の三田佳子氏【 76 】の次男( 二男 )で元俳優の高橋祐也容疑者【 38 】が10日に4度目の覚醒剤使用の罪で警察に逮捕された。
【 当記事ページの目次 】
高橋祐也容疑者が覚醒剤で逮捕された報道はテレビのニュース番組などで、これでにも度々、報じられてきた事を記憶している。
次男が逮捕される度に母親の三田佳子氏が、涙の謝罪会見を行ってきたのだが、2018年で残念ながら4度目の逮捕と、なってしまった。
高橋祐也容疑者は、これまでにも覚醒剤で3回の検挙歴が有るのだが、いままでの逮捕を一覧にしてまとめたので、振り返ってみたい。↓
上の逮捕歴を振り返ると、初回は未成年だったこともあり保護観察処分が付き、実刑には問われなかった。
2回目の検挙時は、再犯という事もあり実刑判決が下されたものの、執行猶予( 情状によって一定期間は刑の執行を行わない事 )が5年間、付いている。
当「 瓦版茨城 」でも覚醒剤で逮捕された著名人の方々を記事にしたためてきたが、だいたい覚醒剤で初犯が多く実刑判決が出ても懲役1年6ヶ月、執行猶予3年が相場だと綴( つづ )ってきた。
高橋祐也容疑者が2度目の逮捕後、再犯で有っても、初犯時が未成年だったことが考慮されて5年間ながらも、執行猶予が付いたものと思われる。
そして再々犯の3度めの逮捕後には、執行猶予の5年間の期間は過ぎていたものの、さすがに執行猶予は付かず懲役1年6月の実刑判決が出た。
本章では、まず高橋祐也容疑者の逮捕歴を振り返る事で、本稿記事の前置きとさせて頂いた。
では、本章からが高橋祐也容疑者の4度目の逮捕後の実刑は懲役何年になるのか?の本文となる。
覚醒剤は、もともと酒やタバコと違って1度でも使用すると科学物質が脳の中に形成され、基本的な構造が変わるので、簡単には止められない強烈な依存体質に一生、支配され続ける事になる。
除倦覚醒剤の虜になってしまった高橋祐也氏は、4度目の逮捕で今後、実刑判決は避けられそうにない。
理由としては起訴後、裁判所が「 再犯の恐れなし 」とは判断してくれる可能性が極めて低いからである。
Q:今まで覚醒剤取締法違反で3回刑務所に行っています。
最後の刑務所は、判決が2年10ヶ月で仮釈を2ヶ月もらい、去年の9月に出所しました。
今年の7月9日また、覚醒剤取締法違反で捕まりました
ベストA:今回は4回目ですから、恐らく3年6ヶ月ぐらいになると思います。
上の引用は、あくまでも一例なので「 絶対に、こうなる 」と言い切れるものではないが、だいたい4度目の覚醒剤の逮捕、起訴後の有罪判決では執行猶予なしの懲役3年6ヶ月から4年の間の実刑判決が下されるのではないか?との答えが圧倒的だったが。
そして今回、4度目の逮捕後の裁判で東京地裁から言い渡された判決は「 懲役2年6ヶ月、保護観察付きの執行猶予5年 」の有罪判決であった。
吉澤ひとみ氏の判決と同じで、執行猶予5年は最長猶予期間の実刑判決であるが、裁判所は更生の機会を高橋祐也被告にも与えたのだろう。
高橋祐也容疑者の母親、三田佳子氏は4度目の逮捕を受けて、マスコミ各社に11日に謝罪文を送った。
「 この度の事件を受け、大変ご心配をおかけして申し訳ありません 」
「 親としてはもう力及ばずの心境です 」
「 この上は、本人も40手前ですし自らの責任と覚悟を持って受け止め、そして罪を償って生き抜いて貰いたいと思います 」
「 来月、喜寿を向かえる私ですが、2度の大病や怪我を乗り越え、日々生かされている思いでおります 」
「 多くの方の支えや応援に感謝しつつ、俳優としての残りの人生をかけて、仕事に邁進していきたいと存じます 」
三田佳子次男・高橋祐也容疑者が送検/芸能/デイリースポーツ online https://t.co/cf4VjaHgnR #DailySports
— デイリースポーツ (@Daily_Online) 2018年9月12日
橋本祐也容疑者の母である三田佳子氏が発表した文書を呼んでいると、言い換えれば「 もう40なんだから自分の責任は自分で取れ、親だから一応謝罪だけはするがあとは自分で考えろ 」と突き放しているかにも見える。
ちなみに橋本容疑者は3度目の逮捕、実刑、服役後の2010年には当時26歳の一般女性と結婚、9月30日には第1子である長男が誕生している。
高橋容疑者の息子も2018年の9月で8歳になるので物心も付いており、自分の父親が覚醒剤で逮捕されたと知った時、どの様な思いでいるのか?
覚醒剤は戦後間もない時には「 ヒロポン 」などという商品名で町の薬局で市販されていた時期もあったのだが、今では所持も使用も立派な犯罪である。
ちょっと残酷な事を申し上げるが、基本的に覚醒剤は1回でも使って体内に入れてしまった時点で、使用した人の人生は終了すると言える。
無論、中には立派に立ち直って社会復帰されていらっしゃる方々も大勢いるが、かなりの困難を伴うのが覚醒剤中毒からの脱却である。
「 中毒者の人生を、シャブリ尽くす 」から別名、シャブと呼ばれる所以でもあるのだが。
なにしろ、いったん中毒症状に陥ってしまうと体ではなく、脳が欲しがる様になるのが覚醒剤だ。
専門家の先生も個人の意志で止められるものではないと、おっしゃっているのは十分に納得が行く。
高橋容疑者の実刑が、懲役何年で執行猶予が何年と言うことよりも地獄の戦いを一生涯、続けていかねばならないのが、大変に厳しくも残酷な現実なのである。
ネット民は一様に「 三田佳子氏の教育が間違っていた 」などという声を上げているが、学校教育でも覚醒剤の真の怖さを、もっと教えて行かねばならないだろう。
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