台風は今現在、小康状態で新たな発生は
無い様だが、本稿では早くも台風27号の名前の
由来を考えて行きたい。
台風委員会に31番目に登録されている台風27号の名前は「 トラジー 」で、ローマ字表記が【 Toraji 】となる。
名付けた国は北朝鮮( 挑戦民主主義人民共和国 )で、第二群の3番目にもなる。
で、台風27号の名前の意味は「 桔梗 」であるが、最初この漢字を見た時に何を指しているかよりも、恥ずかしながら読めなかったのである。
桔梗と書いて「 キキョウ 」と読むが、花でキキョウ科の多年生草本植物を指す。
雨上がりの道
— としちゃん今ここ。ありがとう。(@totukkoimakoko) 2018年8月23日
キキョウ
雨上がりの道
ふと
振り向けば
車椅子の
二本の足跡
線路のように真っ直ぐに
輝いていた#星野富弘 pic.twitter.com/AaB9hJjOdF
桔梗と書いてキキョウと読む花は北朝鮮では台風の名前に、なっていたのである。
確か、この桔梗という花は蜜が吸えるんで不肖この私めが小学生の頃、花の雌花を引っこ抜いてチュウチュウ吸っていた記憶が.....(;´∀`)
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2018年の台風27号になる名前の桔梗とは、一体どんな種類の花なのか?
山野の日当たりの良い所に育つ。
日本全土、朝鮮半島、中国、東シベリアに分布する。
台風27号( 2018年は順番でそうなる )の名前をキキョウとして台風委員会に登録したのは北朝鮮だが、日本国内にも広く分布する。
不肖この私めが以前に住んでいた神奈川県横浜市の団地の中にも咲いていた。
懐かしいな~と思いつつも、なぜ北朝鮮がキキョウを台風の名前にしたのかは謎だ。
だが、色々と調べていく内に、「 トラジ 」とは、朝鮮の民謡であることが分かってきたのである。
「キキョウ(桔梗)」、涼を求め、八ヶ岳南麓の観音平標高1560mを訪ね、白樺や唐松林の中を散策、この辺の山肌は笹に覆われ野花が少ない様にも思える。この夏は凄い猛暑に雨も降らず草木は心なしか勢いが無い。進む遊歩道脇で一本のキキョウを発見、水不足の為か丈は低いのだが花は色濃く見事だ。 pic.twitter.com/JJF7NbyBbj
— 田神晋吾 (@kumatax) 2018年8月22日
北朝鮮がなぜ、台風の名前にトラジを登録したかは動機までは不明だが、桔梗の意味と併せて「 朝鮮の民謡 」の意味も有るのだという。
上に貼らせて頂いた動画は北朝鮮のトラジの演奏だが、本当は日本語訳の歌の動画もある。
しかし、テレビ番組の録画からのコピペ映像っぽかったので、敢えて上の動画をシェアした。
朝鮮民謡の曲名。
正確には『 トラジ打令( タリヨン ) 』といい、
比較的新しいものであるが、現在では
『 アリラン 』とともに朝鮮を代表する
民謡として広く知られている。
五音音階( 平調「 へいちょう 」)で構成され、
明確な三拍子のリズムが特徴的である。
トラジとは桔梗( ききょう )のことで、
食用および薬にもなる白いトラジの根を掘る姿や
恋愛を夢みる山里の少女の純情を歌う。
黄海道の殷栗地方や京畿(けいき)道にも
同名の曲があるが関係はなく、類似点の多い
『 江原道アリラン 』の一つがこの曲の源流と考えられる。
つまり、トラジの意味は桔梗の花と合わせて「 朝鮮民謡の曲名 」を言い表しているのである。
台風の意味ひとつ取っても、非常に奥が深い。
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大体、台風が発生する数を言うのは、毎年平均で26.5個なのだとか。
となると今年は台風が多いものの、もしかしたら来年に持ち越して、また1号からスタートになる可能性も有るので、ここは一旦ストップさせたい。
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