ストーカー規制法違反で逮捕される8つの行為とは

ストーカーつきまとい等の定義8項目

　最近のニュースで千葉県在住の無職の女がストーカー規制法違反で2度も逮捕されたが「 ストーカー規制法違反の、つきまとい等の行為 」は法律的には、どのような項目が具体的に定義づけられているのであろうか？

• 待ち伏せてなどで相手の周辺に付きまとう行為
• 相手に自分が監視していると告げる行為
• 拒否られているのに執拗に交際を要求する
• 相手の自宅の前などで大声を出すなど横暴な言動
• 拒否されながら電話や電子メールの送信を繰り返す
• 相手の自宅に嫌がらせ的な物を送りつける
• 相手の社会的名誉を傷つける中傷文の送付など
• 相手の性的羞恥心を傷つける画像をネット上にアップする

逮捕された千葉県在住の女は、被害者である20代の男性会社員に80通もの電子メールを送付していた事から、先月の13日に1度目の逮捕。

釈放されたあとも公安委員会から「 つきまとい等の禁止命令 」が出されていたにも関わらず、また男性の勤務先の周辺を、うろついていた為、12月の4日に再逮捕されている。

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再逮捕された女は取り調べで「 私たちは交際している 」などと供述しているので、妄想癖があるのだろう。

以上の「 つきまとい行為 」の8項目と照らし合わせると、周辺のつきまといと、執拗な電子メールの送信が挙げられる。

ニュースサイトでは、千葉県警に逮捕された女が、どの様にしてストーカー行為の標的に定めた男性のメールアドレスを入手したのかまでは報じていない。

さて上記の様な公安委員会から禁止命令が出された後の逮捕の場合、どの様な量刑が、あてはまるのであろうか？

【釈放後またストーカー 女逮捕】20代の男性につきまとったとして、千葉県警はストーカー規制法違反の疑いで42歳の女を逮捕。女は先月、同じ男性に大量のメールを送るなどして同法違反容疑で逮捕された後、釈放。 https://t.co/BVOQihnK5h

— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2017年12月4日

【 この記事ページの目次 】

　1. ストーカーつきまとい等の定義8項目

　2. 1年～2年以下の懲役または100～200万円以下の罰金刑

　3. ストーカー行為等の規制等に関する法律

　4. クロエ・グレース・モレッツ氏もストーカー被害

　5. しつこく付きまとっても口説けない理由

1年以下の懲役または100万円以下の罰金刑

　今回のケースは先月に1度、逮捕されている上で公安委員会から「 禁止命令 」が出されていたにも関わらず、その命令に従わずに再逮捕されている。

法的な観点から申し述べると、「 1年以下の懲役または100万円以下の罰金刑あるいは2年以下の懲役又は200万円以下の罰金 」の可能性が考えられる。

被害者がストーカー行為を告訴された場合は、「 6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金刑 」になる。

（ 以下「 どこからがストーカー行為に当たるのか 」から引用 ）↓

“6ヶ月～1年以下の懲役または50～100万円の罰金です。
警告、禁止命令に従わなかった場合と、被害者に
はじめから告訴された場合で量刑が異なります。”

（ 引用ココまで・出典：法律事務所ホームワン ）↑

今回のケースは警告⇒禁止命令⇒罰則を段階を踏む場合に該当するので、大まかな流れは以下の通りだ。

1. 被害者がストーカーの被害を警察に相談
2. 管轄の警察署長（ 今回は千葉県警柏署 ）が警告
3. 警告を無視してストーカー行為を継続
4. 公安委員会から禁止命令が出される
5. さらにつきまとい等の行為を続ける

不肖この私めは法律の専門家では無いので、詳しいことは分からないが、ストーカー規制法という法律じたいが昔から有った訳じゃなくて、最近できた様な印象をもっているのだが。

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ストーカー行為等の規制等に関する法律

　調べてみたら「 ストーカー行為等の規制等に関する法律 」はミレニアムの2000年【 平成12年 】に施行された法律で有る事が分かった。

詳しくは警視庁のHPで、公開されている。↓

（ 以下「 ストーカー規制法 」から引用 ）↓

“　禁止命令に違反して｢ ストーカー行為 」をすると、
2年以下の懲役又は200万円以下の罰金が科されます。
あなたが｢ ストーカー行為 」の被害にあっている場合は、
警告の申出以外に、処罰を求めることができます。
この罰則は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金です。”

（ 引用ココまで・出典：警視庁 ）↑

最近ではアメリカの人気女優もストーカーの被害に遭っており、日本の法律では無いが接近禁止命令が出されている。

クロエ・グレース・モレッツ氏もストーカー被害

　ストーカー被害が有ったと報じられたのはアメリカの人気女優クロエ・グレース・モレッツ氏【 20 】

[映画ニュース] クロエ・グレース・モレッツ「彼女が目覚めるその日まで」で“ひょう依”に到達 https://t.co/iQqr75RUkT pic.twitter.com/BhTHSyjEU1

— 映画.com (@eigacom) 2017年12月1日

顔だちがロシア人ぽいが、生まれもアメリカ合衆国で、Twitterの公式アカウントもある。

Just posted a photo https://t.co/AKRFeBGLL8

— Chloë Grace Moretz (@ChloeGMoretz) 2017年11月21日

被害者のクロエ氏の場合、ストーカー被害を、やはり警察に相談することで、「 接近禁止命令 」を獲得したと海外メディアは報じている。

クロエ氏に対して、つきまとい行為を続けた男性は実名で報道されているが、自身のSNSなどでもストーカー行為を、ひけらかしていたのだという。

ストーカー行為は、世界共通の犯罪行為なのだと言う事が良くわかる。

しつこく付きまとっても口説けない理由

　以前に経済アナリストの森永卓郎氏【 60 】が新聞紙上で語っておられたフレーズが「 口説いてダメなものは、たいてい何回口説いてもダメなものです 」というもの。

業界新聞の記者が特ダネを大放出！ 思わぬところに儲かりのヒントが『がっちりマンデー!!』 https://t.co/nMMKxrlaPm #がっちりマンデー #森永卓郎 #加藤浩次 pic.twitter.com/6DCv5iOyfR

— music.jpニュース (@musicjpnews_mti) 2017年11月25日

あなたが、キムタク【 木村拓哉：45 】や福山雅治氏【 48 】ならいざしらず確かに、これは客観的な事実である。

不肖この私めもTwitterで呟いた事があるが、男女が異性を口説く場合、これはクレジット・カードの審査と同じだと思っている。

脈の有る相手なら別だが、同じ相手に3回口説いてダメなら、あとは何回くどいても結果は同じだ。（ 中には例外も有るが ）

「 もっと熱意を込めてアタックすれば次は上手くいくかも♪ 」などと目論んで行動しても結果は変わらずで、クレジットカードの審査を同じ会社に何回、申請しても結果は同じなのと良く似ている。

この辺の現実を直視せずに、自身の妄想に振り回されてしつこく執拗に、つきまとった結果がストーカー規制法違反での逮捕なのである。

1981年にヒットした石川ひとみ氏【 58 】の曲の歌詞とは、まるで意味合いが違う。

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ストーカー規制法違反容疑で逮捕される犯罪者は、たいてい現実を直視していない。

男側からすると「 （ 女は ）一押し二金三男 」を、もじって「 一押し二押し三に押し 」などと言われるが、しつこく付きまとって10に押し100に押しを地で行くのがストーカー加害者の、つきまとい行為そのものである。

無論、千葉県の事件の様に逆も、また然りである。

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飛び込み営業の販売行為などでも同じだが、買う見込みの無い「 断りの客 」にいくら商品を勧めた所で無理なものは無理なのである。

興味関心の無い相手から、一方的に付け回されても被害者は嫌悪感しか感じない。

大倉忠義氏へのストーカー行為で“追っかけ”との違いは？