8月20日は、「 交通信号設置記念日 」に制定されているが、
実質的に日本で最初に信号機が設置された日は、3月である。
【 本稿の記事ページの目次 】
自動式信号機を日本で最初に設置した年度はいつ?
8月20日は交通信号設置記念日だが、年度は、1931( 昭和6 )年である。
1931( 昭和6 )年のこの日、銀座の尾張町交差点
( 現在の銀座4丁目交差点 )京橋交差点などに、
日本で初めて3色の自動信号機が設置されたことに由来する。
世界で初めて信号機が道路に設置されたのは、1865年のロンドン市街だと言われる。
だが、警視庁の公式HPによると、日本で最初に信号機が設置されたのは、前年の1930( 昭和5 )年の3月であるという。
我が国最初の自動交通信号機は、米国製で、灯器を交差点の中央に設置する、
いわゆる中央柱式であり、昭和5年3月に東京の日比谷交差点に設置されました。
なので「 自動式交通信号機 」が設置されたのは1931年8月20日ではなく、1930年の3月が正解だろう。
自動式信号機は、1930年( 昭和5年 )3月23日に東京市の日比谷交差点に設置された米国製が最初である。
灯器は交差点の中央部に設置され、緑・黄・赤3色の意味を知らせるために、
あえて信号灯のガラスの上から「 ススメ 」「 チウイ 」「 トマレ 」と文字が書かれていた。
ただし8月20日が「 交通信号設置記念日 」で、あることには違いない。
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自動式信号機を日本で最初に設置した場所はどこ?
前章でも、お伝えした通り日本で最初の自動交通信号機が設置されたのは東京の日比谷交差点である。
2019年現在の正確な交差点名までは分からなかったが、おおよその場所はGoogelマップで表示できた。
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— ついっぷる最新速報瓦版 (@TrendNews_44) April 15, 2018
交通信号設置記念日に設置された場所はどこ?
日本で最初に自動式交通信号機が設置された場所でなく、交通信号設置記念日に設置された場所は銀座の尾張町交差点( 現在の銀座4丁目交差点 )と京橋交差点である。↓
銀座4丁目交差点の位置を3Dマップで。↓
京橋交差点に関しては現在の詳しい場所は不明であるが、初期の信号機はアメリカ合衆国のレイノルズ社製である。
では世界初の信号機は、いつ、どこに設置されたのか?
なお、世界初の信号は、19世紀中ごろにイギリスの
ウェストミンスターに設置された、ガスを使った
赤と緑の2色灯式のものと言われています。
19世紀中頃に英国のウェストミンスターだとする説も有れば、冒頭の引用記事の様に世界で初の信号機が道路に設置されたのは、1865年のロンドン市街など諸説は様々だ。
不肖この私めが、以前にトラック運転手をしていたころ、運が悪いと全ての信号に引っかかるときがあり、「 今日は信号運が悪いな~ 」なんてぼやいていたものであるが。( 笑 )
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