それにしても、成田緑夢( グリム )選手【 24 】の精神力の強さには本当に感服する。
今から約5年前の練習中に転倒する事故を起こし、左足の膝から下の神経が麻痺し、全く動かなくなる腓骨神経麻痺の重症を負った。
左足の前十字靭帯および後十字靭帯の断裂と動脈破裂の重体で、一時期は医者に切断を求められたレベルの大怪我であった。
スノーボードの練習中に起きた事故であったが、いったいどの様な状態で、遭われたのか?
成田緑夢選手は事故当時の状況を次のように回想している。
「 両足に2.5Kgづつのおもりを付けて世界で2人しか出来ない猛練習を2週間していた 」
「 遠心力で足だけ出ている状態で肩に膝があたってる状態で足が滑って転倒し膝が逆に曲がった 」
病院に救急搬送後、緊急手術。
手術後、最初の1週間は激痛との戦いだったという。
障害者等級は6で手帳も交付されている。
しかし、その後は成田緑夢選手の想像を絶する努力が身を結び、平昌パラリンピックのスノーボードバンクドスラロームの競技で見事な金メダルを獲得されたのだ!
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たしかに、平昌パラリンピックの金メダルを獲得された結果は素晴らしい!
しかし不肖この私めが個人的に、もっと驚いたのが大怪我から復帰後、ウェイクボードを初めて、1年で健常者も含めた大会で優勝したという事実の方が驚きである。
むろん、怪我からの復帰は決して順調ではなかった。
成田緑夢選手は「 一番ショックが大きかったのは、再び雪の上に立った時 」だったと述懐した。
日常生活は正直、それほど支障は感じなかったが、一番の衝撃は雪上競技に戻った時だという。
「 このG( 重力 )、つま先の感覚などを脳がインプットしている 」
「 いままで100%だったものが、いきなり1.5%になった感覚 」
しかして、平昌パラリンピックでは、これらの厳しい現実を克服してのスノーボードクロスで銅メダルと16日の金メダル獲得である。
本当に、おめでとうございます♪(^o^)
【16日まとめ #パラリンピック】#スノーボード #バンクドスラローム#成田緑夢 #金メダル 表彰台の笑顔がたまりません!#小栗大地 は6位入賞#バイアスロン 男子15km立位
— NHKスポーツ (@nhk_sports) 2018年3月16日
3大会連続出場の #佐藤圭一 は8位入賞#NHKピョンチャン pic.twitter.com/vT1VXY72Wc
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