アメリカのオハイオ州ではマクドナルドのチーズバーガー食べたさに8歳の男の子が父親の車を運転して2キロ先の店舗まで自分で運転して買いに行ったとAFP通信が伝えた。
無免許運転だったにも関わらず、事故が無かったのは不幸中の幸いだったが、操作の仕方はYouTube動画を見て覚えたのだとか。
しかし、今日の本題はココでは無く、今月の4日に販売が終了した日本マクドナルドの1/4ポンドのバーガーパティを使った高額商品「 クォーターパウンダー 」系の商品が販売終了になった明確な理由を掴んだので、あなたに御報告申し上げる次第。^^
【 本稿の記事ページの目次 】
だがしかし、クォーターパウンダーチーズとダブルォーターパウンダーチーズのマクドナルド商品が販売終了になった理由を述べる前に、「 実際に食わなきゃ語れない 」と考え、食べてみた。
それがマクドナルドハンバーガー単品価格で史上初の500円超えと言われた520円( 税込み )の「 ダブルクォーターパウンダーチーズ 」だった。
決して不味くは無いが、これと言って印象に残るパンチの効いた味では無かった。
2017年の1月に第1回マクドナルド総選挙なるものが実施され、ユーザーからの投票で人気メニューを決めるアンケート調査が行われた。
何処かで聞いたことのあるフレーズだが、1位の優勝に輝いたのは、さしは....ではなくWチーズバーガーで2位の準優勝は、わたな...では無く、てりやきマックバーガーであった。
で、今日の主題である、クォーターパウンダー・チーズとダブルの投票結果は、どうだったのかという点。
( 以下「 ITmediaビジネスオンライン 」から引用 )↓
“Aブロックの最下位となったのが「 クォーターパウンダー・チーズ 」
ビリから2番目が「 ダブルクォーターパウンダー・チーズ 」
はからずも 「 クォーターパウンダー 」で不人気ワンツーフィニッシュとなってしまったことが販売終了へ結びついたのではないかというのだ。”
( 引用ココまで )↑
無論、マクドナルド側は、この事実を固定せず「 顧客に魅力的な商品を提供すべくメニューのラインナップを見直す為であり、売れていなからでは無い 」とコメントしている。
だが現実問題として総選挙のBブロックで最下位となった「 バーベキューポーク 」も販売が終了している。
これで連想させられたのが、コンビニの帝王、セブンイレブンを急成長させたPOSシステムである。
要は売れねー商品は、さっさと外して売れ行きの良い商品は大量に販売する戦術である。
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東京の青山に出店した高価格なハンバーガー屋の「 ウマミバーガー 」は1個で1,380円もする商品だが、店頭には行列が出来ているのだとか。
食べログの評価を見ると激ウマ!とは行かずに☆☆☆3つという所だが、マクドナルドの高価格帯を狙った戦略は失敗しているように感じるのは私めだけであろうか?
それは、マクドナルドを利用する顧客のイメージが「 マックはセット価格で500円以内の1コイン! 」という形で固まってしまっているからなのだったっ!
これは、ユーザーコメントを読めば読むほど上述した固定観念が利用客の中に根付いている事が分かる。
すなわち「 マックで500円以上払うなら他で700円の定食が食べられるわ♪ 」というニーズ。
この様に固定化されたユーザーイメージを崩すには神レベルの激ウマな商品をリリースすることでしか高価格帯の路線でマクドナルドが勝負出来る術は無い。
ここで、あなたは反論されるかも知れない。
( 以下「 ITmediaオンライン 」から引用 )↓
“2016年6月に発売されて大ヒットしたビッグマックの1.3倍サイズの「 グランド ビッグマック 」は520円だし、
2.8倍サイズの「 ギガビッグマック 」は740円だぞ?”
( 引用ココまで )↑
....と、いう事だがこれはあくまでも期間限定の飛び道具的な商品で有ったことを夢々忘れては、ならない。
以上が高価格路線の「 クォーターパウンダー・チーズ 」などがコケて販売終了に至った経緯だが、実は日本マクドナルは長年の低迷が続く中で、昨年から脅威のV字回復を遂げている。
まさに日本マクドナルドの底力を否応なしに見せつけてのV字回復を果たした2016年の1月から9月までの連結業績。
( 以下「 ITmediaオンライン 」から引用 )↓
“全店売上高は対前年比17.2%増、経常利益は前年同期比257億円改善し34億円の黒字となった。
これで4四半期連続で既存店売上高が前年比プラスになるなど、マクドナルドは急速に業績回復を遂げている。”
( 引用ココまで )↑
これに関しては日本マクドナルの取った「 戦略 」が功を奏し、増収増益に繋がっている。
すなわち、マクドナルドのオリジナリティーを出した「 マクドナルド・ユニーク・ハンバーガー 」の新商品開発と販売。
次に今までやってきた事では有るが生産地から店舗販売迄の経過を全てチェックし直して強化。
更には、これぞマクドナルドの「 強み 」であり真骨頂でもある「 おてごろマック 」の低価格路線を踏襲した200円台のハンバーガーを2015年から発売。
日本マクドナルド副社長兼COO( 最高執行責任者 )の下平篤雄氏は、「 自社サイトのホームページに栄養バランスのカロリーを掲載しておけば利用客は見てくれる筈だという奢りを改めて商品の包装紙にQRコードを印刷して、そこからアクセスして貰うように改善を施した 」と述べている。
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「 己の資質、特性にマッチした『 強み 』を活かす事で、はじめて結果が見えて来るのは企業も、そしてそこで働く人間も同じなのだな 」と本日の記事をタイピングしていて、しみじみ感じた次第。
ちなみに私めはマクドナルドが大好きなマックユーザー( PCはWindowsだが )なので、これからも更なる御活躍を願っている。^^
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