2027年の開業を目指して工事が進められている
「 リニア中央新幹線 」だが静岡県の、とある場所にある
トンネルの掘削工事8.9キロ区間が、川勝平太静岡県知事【 70 】の
ダメ出しでストップし遅れているが、
その理由は何故なのか?
【 本稿の記事ページの目次 】
リニア中央新幹線の工事で静岡県が遅れている理由は?
令和元年の6月13日にリニア中央新幹線の工事を視察した川勝平太知事は、トンネルが出来る場所に対して「 本体工事なんて、とんでもない!! 」と、一刀両断した!
川勝平太知事がリニア中央新幹線の静岡県内のトンネル工事の再開を認めない理由は、大井川上流を流れる水がトンネル内に湧き、大井川の水流が毎秒2トン、1日に換算すると17万2,800トンも減るとの試算がJR東海側から出されたからだ。
「 命の水 」とも言われる大井川は静岡県の中心部を流れる、八市と二町に住む県民の約62万人に水道水を供給し農業や工業にも使われている、いわば県民の重要な水源でもある。
トンネルが出来ると大井川の水流が1日で約17万トンも水枯れするので、賛成出来ないという事だ。
つまり、リニア中央新幹線の静岡工区のトンネル工事は、静岡県を流れる大井川の上流に建設される予定で、JR東海は大井川に導水路を設けてトンネル掘削で流れ出る湧き水を大井川に戻し水量の減少を食い止める計画を立てているが交渉は難航している。
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リニア中央新幹線のトンネル工事が計画されている場所
川勝平太知事は、静岡市北部の南アルプストンネル静岡工区8.9キロ区間を視察したが、静岡県の、どの場所にあるのか?
リニア中央新幹線の建設計画を巡り、
JR東海の金子慎社長は19日の定例記者会見で、
静岡県を流れる大井川水系の流量減少対策について
「 原則として、流出する湧き水の全量を大井川に戻す 」と表明した。
リニア中央新幹線の静岡工区の南アルプストンネル区間8.9キロは、静岡県北部の場所、大井川の上流に位置する。
場所は、静岡県静岡市葵区田代で荒川岳が、ある辺りになる。
JR東海は、「 トンネル内に漏れ出た湧き水はすべて大井川本流に戻す 」と約束しているが、静岡県がわが納得しない理由は、水枯れを心配しているからだろう。
井戸水や河川の渇水・減水も相次いだ。
地下水の豊富な地盤にトンネルを掘削すると、
風呂桶の底に穴が開いたようになり、
地下水が漏れ出すことがある。
大量の出水により掘削工事は難航し、
地下水を使っていた人々は水に困る。
「 トンネル内に流れ出た湧き水は大井川の戻す 」とするJR東海側と「 工事そのものを容認できない 」とする、静岡県知事。
『リニア談合をわかりやすく噛み砕いて説明する』https://t.co/UNYUbYO7mV
— ついっぷる最新速報瓦版 (@TrendNews_44) 2018年3月4日
リニア中央新幹線の工事状況そのものが長いトンネルに入ってしまったが、迂回ルートを作るしか解決策は無いのだろうか?
単に溢れた水を戻せば良い訳でもないから難しいですね。
水温であったり、水質の問題をどう解決するか。静岡県側からのその質問に、JR東海は解答していないので話し合いが進まないようです。
by 通りすがり (2019-06-22 20:28)