稀勢の里関の怪我の原因は2017年3月の大阪春場所だった

　茨城県牛久市出身の力士で第72代の横綱の、
稀勢の里寛（ きせのさと・ゆたか ）関【 32 】（ 田子ノ浦部屋 ）が、
2019年の初場所で3連敗の黒星を喫し、1月16日に引退した。

【 本稿の記事ページの目次 】

　1. 稀勢の里関の怪我の原因は2年前の春場所

　2. 稀勢の里関が怪我をした後の優勝までの取り組み

　3. 稀勢の里関が怪我をした取り組み相手の日馬富士

稀勢の里関の怪我の原因は2年前の春場所

　自身の引退記者会見に臨んだ横綱・稀勢の里関は、「 やりきった！という気持ちが有るが、この様な結果になってファンの皆様には申し訳ないと思います 」と涙を流した。

稀勢の里関が引退を余儀なくされた原因は怪我であるとされるが、記者からの質問に「 そういうことじゃなくて 」と、言葉を濁した。

では、稀勢の里関の主な怪我の原因は何か？

稀勢の里引退、まだ見ぬ“先代師匠が見た横綱の景色”/スポーツ/デイリースポーツ online https://t.co/eU8k4v5hi4 #大相撲 #貴乃花 #親方 #相撲協会 #DailySports

— デイリースポーツ (@Daily_Online) 2019年1月16日

稀勢の里関の怪我の原因は、今から約2年前の2017年3月24日の大阪春場所13日目の取り組みである。

対戦相手は、モンゴル出身の日馬富士公平【 34 】（ 伊勢ヶ濱部屋 ）で、この一番の取り組みで負傷した。

当時、稀勢の里関は新横綱の場所であったが、日馬富士戦で痛めたのは左肩で、左の大胸筋、左上腕二頭筋の大怪我となった。

日馬富士との対戦では、「 寄り倒し 」で負け、この時に右肩を負傷している。

怪我の原因に付いて実況では、「 立会いではない、と思う。かいなのときか 」と言っているが、どうなのか？

「 稀勢　痛すぎる1敗『 左腕が動かない 』主役暗転、休場の恐れも 」より引用↓

新横綱は懸命に粘ったが、左で突いたときに
痛めた可能性もあり、大きな代償となった。

【 引用ここまで↑出典：Sponichi Annex 】

土俵下に落ちた稀勢の里関は苦痛の表情を浮かべたが、その後、病院で手当てを受けた。

その後は左肩にテーピングをしながらも、気合の強行出場で驚異の「 2場所連続の幕の内最高優勝 」を果たしたが、実はこの後も怪我には悩まされ続けた。

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稀勢の里関が怪我をした後の優勝までの取り組み

　稀勢の里関が怪我をした平成29年の大阪春場所13日目以降、軌跡の逆転優勝を遂げた。

稀勢の里が荒磯親方としてデビュー。今日は国技館で挨拶回りをしています。さきほど記者クラブにも来ました。晴れやかな表情で記者クラブ担当の鳴門親方（元大関琴欧洲）に「よろしくお願いします！」。鳴門親方は「お疲れ様でした。これからもよろしくね」。 pic.twitter.com/hJYabLWUDy

— 朝日新聞 大相撲担当 (@asahi_osumo) 2019年1月17日

絶望的な左の大胸筋、左上腕二頭筋の怪我で2017年の春場所14日目の鶴竜【 33 】戦の挑むも一方的に寄り切られ、後退。

しかしながら、15日目の大関・照ノ富士【 27 】戦で2連勝し、見事な逆転優勝を果たす。

突き落としで本割1勝目の後に、その後の優勝決定戦でも右からの小手投げで2場所連続の幕の内最高優勝。

まさに気合と根性の大和魂を見せた稀勢の里関だったが、その後も怪我には泣かされ続けた。

横綱稀勢の里、優勝おめでとう♪【 茨城 】 https://t.co/TEhl0msLde @TakenoriKomatsuさんから
引退を表明した横綱の稀勢の里関が優勝した時のことを記事していた。＾＾

— 瓦版gooブログやもんで (@kawaraban_blog) 2019年1月17日

稀勢の里関が怪我をした取り組み相手の日馬富士

　稀勢の里関が怪我をした、2017年春場所の取り組み相手だった、元横綱・日馬富士も元力士の貴ノ岩【 28 】への暴行が原因で引退し、今も伊勢ヶ濱部屋でコーチとして後進の指導に当たっている。

引退する日馬富士関が今後の人生を記者会見で語ったこと https://t.co/NgHtMwpzXB

— ついっぷる最新速報瓦版 (@TrendNews_44) 2019年1月17日

世代間連鎖とは違うが、日馬富士から暴行を受けた貴ノ岩も、付き人への暴行事件が原因で引退されている。

さて、その日馬富士関が2019年1月16日に引退した稀勢の里に向けて感想を述べた。

「 引退惜しむ元日馬富士『 大阪での一番です 』一問一答 」より引用↓

大阪での一番ですよね。
稀勢の里がケガをしてしまったのは残念に思います。
でも、ケガをさせたいからああなったわけではない。
本場所の一番は集中していきますから。

【 引用ここまで↑出典：日刊スポーツ 】

もちろん、日馬富士が語った「 大阪での一番 」は、2017年3月24日の大阪春場所13日目の取り組みの事を指す。

当時、稀勢の里は、12勝全勝、対する日馬富士は9勝3敗での一番であった。

対戦成績は36-24で日馬富士が優勢で、この一番でも「 寄り倒し 」で勝利している。

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むろん、稀勢の里関が負った怪我は、日馬富士戦だけではないが、「 引退に関連した怪我 」は、やはり大阪場所の一番だろう。

格闘技で最強なのは力士説という話しも聞いた事がある位、過激なスポーツなので、怪我は付き物なのだろう。

稀勢の里関は新生「 荒磯親方 」としてデビューされたというが、今後は後進の育成に当たる。

ちなみに稀勢の里関は、ここ茨城県の牛久市の出身力士である。

『貴乃花元親方と花田景子夫妻の離婚原因と3つの理由はなぜ？』https://t.co/rEaXgHzqzH

— ついっぷる最新速報瓦版 (@TrendNews_44) 2018年11月26日