パタハラ( パタニティ・ハラスメントの意 )で、ツイッターが炎上した
株式会社カネカ【 大阪本社:大阪市北区中之島二丁目3番18号( 中之島フェスティバルタワー )
東京本社:東京都港区赤坂1丁目12番32号アーク森ビル 】の、
角倉護( かどくら まもる )代表取締役社長兼CSR委員会委員長【 60 】が、
KANEKA社員あてに出したメールが公開され、話題になっている。
【 本稿の記事ページの目次 】
カネカ角倉護社長の経歴および学歴は?
なぜ、化学メーカーの株式会社カネカが話題になっているかというと、育児休暇を取った休み明けの翌日の2019年4月23日に、5月16日付での関西への転勤辞令が出された、「 見せしめ公開処刑 」ではないかと、ツイッター上で炎上したからである。
転勤辞令自体に違法性はないものの、「 せめて1ヶ月先にして貰えませんか 」と会社に懇願するものの、却下されて投稿主の夫は5月31日付でカネカを退職した。
改めて決意
— パピ_育休5月復帰 (@papico2016) 2019年6月1日
夫日系一部上場企業で育休とったら明けて2日で関西に転勤内示、私の復職まで2週間、2歳と0歳は4月に転園入園できたばかり、新居に引越して10日後のこと。
いろいろかけ合い、有給も取らせてもらえず、結局昨日で退職、夫は今日から専業主夫になりました。
私産後4か月で家族4人を支えます
で、ここで角倉護カネカ代表取締役社長の名前がクローズアップされた理由は経営トップだからではなく、KANEKA社員に送った社内メールのメッセージが公開されたからである。
では、さっそく角倉護カネカ社長の学歴から見て参りたい。
87年京都大学大学院工学研究科博士後期課程修了
角倉護社長の学歴は、京都大学大学院工学研究科の出身である。
では、角倉護社長の経歴( 職歴 )も、以下に一覧で示したい。↓
角倉護( 昭和34年6月1日 - )。
昭和62年、カネカ入社。
平成21年、高機能性樹脂事業部長。
平成22年、執行役員。
平成24年、取締役常務執行役員。
平成26年、代表取締役社長。
平成26年、同・現職。
1987年にカネカ( 当時は前身である、鐘淵化学工業株式会社で、2004年に現社名に改称 )入社されている。
カネカは、DHCなどが販売している、あの「 コエンザイムQ10 」の原料製造のトップメーカーとしても有名だ。
ちなみに冒頭の動画に写っている人物は、カネカの菅原公一 代表取締役会長【 72 】で、1970年に入社してから、2014年より現職である。
角倉護 社長は、入社以来、順調に出生街道を歩んできた。
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カネカ角倉護社長の社内メールの内容は?
まずは、カネカ社員の妻のツイッターでの告発で、炎上し、さらに角倉護社長の社内メールで、再炎上という具合である。
具体的なメールの内容は、以下の通りの文面である。
2019年6月3日 社員各位 社長
昨日6月2日より、SNS上に当社に関連すると思われる書き込みが多数なされていますが、正確性に欠ける内容です。
育児休業休職直後に転勤の内示を行ったということはありますが、
これは育児休業休職取得に対する見せしめといったものではありません。
十分な意思疎通ができておらず、着任の仕方等、
転勤の具体的な進め方について当該社員に誤解を生じさせたことは
配慮不足であったと認識しております。
春の労使協議会でも述べたとおり、「 社員は最も重要なステークホルダー 」であります。
今回のような行き違いを二度と発生させない様、再発防止に努めます。以上
カネカ広報は、コメントは差し控えたいとしているが、まさに育休制度に対する「 無言の圧 」であろう。
確かに転勤そのものに違法性はないが、転勤の辞令を命じるタイミングが育休明けの翌日と絶妙すぎるからである。
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