元関脇多賀竜（ 鏡山部長 ）の生涯成績は？

現役時代の最高位は西関脇

　引退した元横綱の日馬富士関【 33 】の引退に絡む最近の報道で、クローズアップされてきたのが日本相撲協会・危機管理委員会の鏡山部長【 59 】だ。

【貴乃花部屋 協会側を門前払い】大相撲協会危機管理委員会の鏡山部長が貴乃花部屋を訪れ、書類をポストに入れて立ち去る。応対した女性は「次回からファクスをお使いください」と「門前払い」。 https://t.co/6oU7vi7RTP

— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2017年12月11日

12月11日に書類送検された日馬富士関の問題で、被害者である貴ノ岩関【 27 】の師匠である貴乃花親方【 45 】の事情聴取に奔走する鏡山部長の現役時代の生涯成績を追ってみた。

（ 以下「 多賀竜昇司 」から引用 ）↓

"主な戦績
通算成績：557勝621敗10休・勝率.473
幕内成績：321勝407敗7休・勝率.441
現役在位：103場所
幕内在位：49場所
三役在位：2場所（ 関脇1場所、小結1場所 ）
対横綱戦：2勝18敗（ 隆の里1勝、北の湖1勝 ）
対大関戦：3勝32敗（ 北天佑1勝、若嶋津1勝、大乃国1勝 ）
各段優勝
幕内最高優勝：1回（ 1984年9月場所 ）
十両優勝：1回（ 1988年7月場所 ）
幕下優勝：1回 ( 1980年9月場所 )
三段目優勝：1回 ( 1978年9月場所 )
三賞：2回
敢闘賞：1回（ 1984年9月場所 ）
技能賞：1回（ 1984年9月場所 ）
金星：1個（ 北の湖から1985年1月場所2日目 ）
"

（ 引用ココまで・出典：Wikipedia ）↑

多賀竜関（ 現鏡山部長 ）が自己最高位の西関脇に昇進したのは1983年の11月場所である。

しかし、大きいのは1984年の9月場所での幕内最高優勝だろう。

多賀竜関の優勝に大きく貢献したのは実は元大関の琴風豪規【 60 】だった。

（ 以下「 多賀竜 昇司 」から引用 ）↓

"多賀竜は琴風と支度部屋の便所で偶然出会った時に、琴風に対して思わず
「 大関、頑張って（ 小錦関に ）勝ってください！ 」と言うと、
真面目一本の琴風は多賀竜に対して「 任せておきなさい！ 」と答えたという。"

（ 引用ココまで・出典：Wikipedia ）↑

結果的に、多賀竜関の期待に応えた琴風関は小錦八十吉 ( 六代 )【 53 】を下手投げで下し、その瞬間、多賀竜関の幕内最高優勝が決まった。

この場所の後でも優勝すれば、2場所連続優勝で綱取りも出来たのかもだが、しかしながら勝負の世界は厳しかった。

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鏡山部長が関脇：多賀竜関として活躍されていた現役時代の愛称は「 ドカベン 」で本名は「 黒谷 昇 」氏。

【 この記事ページの目次 】

1. 現役時代の最高位は西関脇

2. 引退は1991年の5月場所だった

3. 鏡山部長の長男も力士で活躍

4. 事情聴取に応じない貴乃花親方

引退は1991年の5月場所だった

　現役時代の多賀竜関も関脇まで行けば、「 綱取り 」も視野に入って居たはずだが、残念ながらそのあとは幕内を十両を行ったり来たりの状態だった。

だが、1988年の7月場所では十両優勝を決めている。

その後は1991年の5月場所の最中に引退。

33歳の時に年寄・勝ノ浦を襲名したが、その後は現在の鏡山を襲名している。

鏡山部長の長男も力士で活躍

　所で、鏡山部長の長男【 31 】も「 竜勢 昇太 」という四股名で力士をされており、幕下の最高優勝も昨年に達成している。

（ 以下「 竜勢：幕下初優勝・部屋の所属力士は2人、出稽古などで努力 」から引用 ）↓

"大相撲名古屋場所13日目（ 2016年7月22日 愛知県体育館 ）
幕下では西44枚目の竜勢が初優勝を飾った。山口との全勝対決で万全の寄り切り。"

（ 引用ココまで・出典：Sponichi Annex ）↑

竜勢関の幕下最高位は4枚目で、鏡山部屋の公式Twitterでも、つぶやいている。

竜勢(2-5)
負け越して反省している顔だそうです！遅すぎることはありません、もっともっと努力が必要です。 pic.twitter.com/wJ9IWT3w5J

— 鏡山部屋 (@kagamiyamabeya) 2017年9月24日

今後の活躍に期待したいところだが、父親である鏡山部長の現状は、どの様になっているのだろうか。

事情聴取に応じない貴乃花親方

　13日にも、日本相撲協会の事情聴取の要請で貴乃花親方の元を5回目の訪問に訪れた鏡山危機管理部長。

【聴取要請 貴親方から返事来ず】日本相撲協会の鏡山部長は貴ノ岩に対して要請している聴取実施について、貴乃花親方側からまだ返答がないことを明らかにした。協会と貴乃花親方との間で認識にずれが生じている可能性。 https://t.co/eo2yzIuQjg

— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2017年12月12日

結局、この日も貴乃花親方との対面は叶わす、苛立ちを隠せない鏡山部長だったが、なぜ貴乃花親方は事情聴取に応じないのだろうか？

貴乃花親方の血液型は何型なのか？

その訳は不明だが、1つだけ間違いないのは貴乃花親方が何らかの理由で、すねている可能性があるのではないか。

実際に、過去に日本相撲協会との話し合いが行われた際にも、貴ノ岩関の怪我に付いて声を荒げた一幕も有ったとされる貴乃花親方だったが、睡眠薬を常用しているとの噂も。

何度、貴乃花部屋に出向いても対面が出来ない鏡山部長の怒りも、ごもっともだが、貴乃花親方は日本相撲協会に対して、なにか不満を抱いて居るのだろうか？

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結局、鏡山部長は貴乃花親方との対面を果たせずに居るが日本相撲協会がわは、20日の理事会で処分を検討する見通し。

貴乃花部屋の貴ノ岩に手を挙げた元横綱の日馬富士の親方である、伊勢ヶ濱親方【 57 】には監督責任を求めるが、巡業部長である貴乃花親方にも報告義務を怠ったとして何らかの処分を検討していると報じられている。

（ 以下「 貴ノ岩聴取なくても「 大きな違いない 」と協会関係者20日に予定通り処分検討 」から引用 ）↓

"協会関係者によると、貴乃花親方は秋巡業中の出来事にもかかわらず、
巡業部長として報告義務を怠った点、元日馬富士の師匠、伊勢ケ浜親方（元横綱旭富士）には監督責任を問う。"

（ 引用ココまで・出典：SANSPO.COM ）↑

上記に引用させて頂いた報道から見ても、日本相撲協会は巡業部長の貴乃花親方に対して「 報告義務を怠った 」とする点を追求していたのではなかろうか。

引退する日馬富士関が今後の人生を記者会見で語った！

鏡山部長の事情聴取の要請も、貴乃花親方の巡業部長としての責任追及が、主な狙いだったのではないか。

日馬富士関と貴ノ岩関の報道が腑に落ちない件

しかし、貴乃花親方は今回の一件で鏡山部長を含めた日本相撲協会の姿勢に反発心が生じてしまった。

まぁ、上述した辺りは不肖この私めの勝手な想像なのだが。

貴ノ岩関の仮病疑惑説は本当か？