大倉忠義氏へのストーカー行為で“追っかけ”との違いは？

　ジャニーズ事務所所属のタレントで関ジャニ∞のドラム担当の
大倉忠義氏【 33 】が、自身のブログに一部ファンの追っかけ行為に対し
「 ストーカーでは？ 」と本音を吐露（ とろ ）。

さらにジャニーズの公式ブログで「 普通の人に戻る方がよっぽど楽だろう。そろそろ限界 」との悲痛な嘆きを訴えた。

【 当記事ページの目次 】

　1. ストーカーと追っかけとの明確な違いとは？

　2. 明治時代の娘義太夫の頃から有った追っかけ

　3. ファンの追っかけ行為は有名税でも有る

ストーカーと追っかけとの明確な違いとは？

　ジャニーズ事務所所属の大倉忠義氏が音を上げているが、ストーカーという言葉は最近聞くようになった。

いわゆる「 追っかけ 」と言われる言葉は、不肖この私めが小学生の頃から聞いたので、昔から有ったのだろう。

精神科医の岩波明主任教授【 59 】ストーカーも追っかけも精神的な構造は同じ形態であると定義づけている。

『ジャニ勉』2/∞大倉忠義さん：関西ジャニーズJr.は紹介出来てうれしいですし、こうやってテレビで絡むってことが今までホントなかったから。こういう機会が増えたらいいなって思うし、楽しいですよね
VRは怖かったむっちゃ怖かった#カンテレ pic.twitter.com/djGodFfy3L

— カンテレ (@kantele) 2018年11月7日

しかし、いわゆる大倉忠義氏の様な芸能人を対象とした「 追っかけ 」と、誰彼構わず付きまといを繰り返す「 ストーカー 」の明確な違いがある。

付きまといの行動が法律に拠って規定されている違法行為である場合、処罰の対象になるという点だ。

「 ストーカー 」より引用↓

ストーカー行為をした者には、
ストーカー行為等の規制等に関する法律
（ 平成十二年法律第八十一号 ）に基づき、
懲役刑又は罰金刑による処罰がなされる。

【 引用ここまで↑出典：Wikipedia 】

何も追っかけだから処罰されないという事ではなく、度が過ぎればストーカー行為として逮捕される。

たしか当「 世界の最新ニュースを一刀両断 」ブログでも過去記事で、ストーカー逮捕に関する実例を幾つか、挙げている。

つまり根底の精神構造は一緒であっても、ストーカー＞追っかけという図式が成り立つ。

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明治時代の娘義太夫の頃から有った追っかけ

　大倉忠義氏が悩まされているという追っかけだが、ストーカーという言葉が一般化していない明治時代から「 娘義太夫 」への追っかけが既に居たという。

ウィキ情報に拠れば、娘義太夫への追っかけは、1887年頃から有ったとされる。

1900年頃に人気だったのは、豊竹呂昇氏などの娘義太夫だったそうな。

しかも豊竹呂昇氏の音声までYouTubeで聴けるので、良い時代になったものだ♪

彼女たちが、追っかけに悩まされたという話しは聞かないが、調べればネット上ではない文献などで出てくるかも知れない。

だが、女義太夫は今で言うアイドルとほぼ同等で、実際に娘義太夫の乗った人力車を追いかけ回していたという。

ストーカー規制法違反で逮捕される8つの行為とは

ファンの追っかけ行為は有名税でも有る

　不肖この私めは芸能人ではない普通の一般人のオッサンだが、大倉忠義氏の悩みは非常によく分かる。

「 大倉忠義ファンの過剰付きまといに限界 」より引用↓

さらには、プライベートで友人と食事をしている際に
駅などにいつもいるファンが横のテーブルにいることもあり、
「 ストーカー行為ではないのか 」と苦言を呈した。
これまでは「 無視することが最大の抵抗 」と考えていたが、
「 もう、ストレス以外のなにものでもない 」と書くことを決め、
「 原因不明の病気がストレスのせいだと言われたりもする。
寿命が縮まっているのではないかとも感じる 」と告白した。

【 引用ここまで↑出典：神戸新聞デイリースポーツプレスセンター 】

だが厳しい事を記すようだが、大倉忠義氏も芸能人という職業を選んだ以上は、「 追っかけ 」を有名税として捉えるしか無いような気もする。

芸能人は、抜群の知名度がセットになっているので、これは回避できない。

むろん悪質な追っかけに関しては、事務所側も対策を講じる事もあるらしい。

生前の故・美空ひばり氏【 享年52 】の顔に硫酸を掛けた熱烈なファンの少女が居て、当時ニュースにもなったが、「 自分の方を向いて欲しかった 」という幼児的一体感が理由だったという。

しかし、逆に追っかけに悩まされるということは、それが人気のバロメーターでもあるということだ。

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ちなみに今は若い金髪の、お兄ちゃん達の様な一般人でも、人気YouTuberなどはタレント並みの騒がれかたをするが、境界が無くなってきている。

だけど大倉忠義氏の場合は、人気YouTuberなど足元にも及ばない、特に人気度が高い方なので今後も、なかなか追っかけは居なくならないだろう。

別に熱狂的なファンの肩を持つわけではなく、むしろ「 追っかけ以外に何か他にやることないのかな？ 」とも思えてくるが......(^_^;)

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— ついっぷる最新速報瓦版 (@TrendNews_44) 2018年12月27日