2019年2月24日に「 沖縄米軍普天間基地の辺野古移設 」に
関する県民の民意を問う投票が実施され、
反対総数が投票数の7割を越えたが、主な反対理由は?
24日の夜11時30分時点での沖縄県民に拠る辺野古基地移設問題に関する開票結果を玉城デニー知事【 59 】が、記者会見で公表した。
県民投票の開票結果は、以下の通り。↓
上記の開票結果を見る限りでは、どう少なく見積もっても沖縄県民の民意は辺野古基地の移設に反対であることが分かる。
玉城デニー知事は「 埋め立て工事の撤回理由に軟弱地盤の存在の問題を提起していたが無視されていた 」と話した。
では、沖縄県民が辺野古基地移設に反対する理由は何故なのか?
沖縄に新たな基地はいらないとする反対理由が実に3割を超えるが、厳密に言えば、普天間基地からの移設だ。
とはいえ、辺野古付近にお住まいの住民にしてみれば、「 新たな基地 」になるのだろう。
日本政府もアメリカ米軍も沖縄県も含めた全てが完全に一致している方針は、「 普天間飛行場の閉鎖 」である。
玉城デニー沖縄県知事が公約で掲げた内容は、「 普天間飛行場は閉鎖し、かつ辺野古基地移設は沖縄県外か国外に 」ということになる。
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日本政府は、辺野古基地移設を推進して工事を進めていることから、沖縄県とは真っ向から対立している。
このことは政権与党から推薦をもらって沖縄県知事選挙に臨んだ佐喜眞淳・前沖縄県宜野湾市長【 54 】が、公約とした普天間飛行場の閉鎖はあるものの、辺野古基地移設に関する方針には一切、明らかにしなかったことからも明々白々。
安倍晋三首相【 64 】も、沖縄県民投票の結果を踏まえ、次の様に答えている。
「 結果を真摯(しんし)に受け止め、
これからも基地負担軽減に向けて全力で取り組む。
世界で最も危険といわれる普天間基地が
固定化されることは絶対に避けなければならない 」
上記引用は、つまるところ「 辺野古基地移設が実現しないことには普天間飛行場は残り続けるので工事は先送りできない。県民の皆様と対話を進める 」という結論である。
辺野古移設問題の最新情報で工事再開はやっぱり想定内だった https://t.co/xKAoefXkvT
— ついっぷる最新速報瓦版 (@TrendNews_44) 2019年2月25日
24日には、ツイッターでも話題になったが、沖縄タイムス【 本社:沖縄県那覇市久茂地2丁目2-2 】が県民投票の結果速報を中国語でツイートしたことで、スクショ画像が広まった。
県民投票の結果は、英語と中国語でも発信しています。https://t.co/AxPWTLgcZY pic.twitter.com/7WRrFFB2NY
— 沖縄タイムス (@theokinawatimes) 2019年2月25日
一時、ネット上では「 沖縄タイムスは中国人が経営してる? 」との憶測も広まったが、実は中国語と英語でも、ニュースを配信していることが分かった。
さて、その沖縄タイムスが示す辺野古基地移設に反対する3つの理由とは何か?
一つは、沖縄への過重な基地負担だ。
第二の理由は辺野古の豊かな自然環境だ。
三つ目の理由は、県内主要選挙の結果だ。
沖縄タイムスが掲げる辺野古基地移設に反対の理由は、3つある。
沖縄県民の投票で反対票を投じた理由とかぶる点が多々ある。
これから玉城デニー知事は「 県外、国外移設を推進、工事を中止するよう求める。政府には1日も早く工事を中止するよう要請し、アメリカの大統領にも結果を伝える 」との意向を示した。
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玉城デニー知事は、「 普天間飛行場は撤退、辺野古基地への移設も反対 」の政策を掲げて当選した。
県民投票の結果は玉城デニー知事の追い風となったたが、はたして日本政府とアメリカ合衆国を説得できるのか?
玉城デニー知事の、あくなき闘いは今後も続きそうである。
引用記事「 反対理由『 新基地は不要 』が最多:賛成は『 危険性除去 』県民投票 」出典:産経新聞
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