元大阪市長の橋下徹氏【 48 】が22日の衆院選で大敗した希望の党から立候補者たちを自身のTwitterで猛烈に批判した訳とは!?
いわずもがな、22日の衆院選で小池百合子氏都知事【 65 】が代表を務める「 希望の党 」が大敗を喫した。
衆院選の結果は安倍晋三首相率いる自公連立の与党が313議席を獲得する大勝利に終わり、安倍一強政治の牙城を崩すどころか、小池百合子氏自身が排除した事で結党された、リベラル【 自由主義:左派 】で有りながら保守政党の立憲民主党にも野党第1党の座を奪われる結果と、なってしまった。
前提として、小池百合子氏代表は「 私に奢りが有った 」として自身の至らなさを語り、希望の党の所属候補者を責める事は一切しなかった。
所が、25日に開かれた希望の党の両院懇談会では小池百合子代表の「 引責辞任 」を求める声が上がったのだった!
ざっくり言えば「 今回惨敗した責任を取って辞めてくれ 」という声が懇談会の中で上がったと言う事だ。
上に貼った懇談会後の囲み取材のYouTube動画では終始、苛立っている感じの小池百合子氏。
この一連の動きに黙っていられなかった橋下徹氏のTwitterが火を吹いたのだっ!↓
https://t.co/tuaFjrJ0E2
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) 2017年10月26日
どこもかしこもろくでもない国会議員が多すぎる。小池さんの責任を口にすれば自分たちが有権者にどう映るのかの想像力もない。こんなことをやればやるほど希望は消滅に向かう。小池さんの看板がなければお前らのほとんどは落選してたんだよ!小池さんを批判するのは有権者だ。
つまるところ「 候補者自ら希望の党に入ることを決断したんだから負け戦になったからと言って兵が将を語るなかれ 」という意味合いだと受け取ったのだ、が。
しかし希望の党とは別に、橋下徹氏の怒りは自身が法律顧問を務めていた大阪維新の会の所属議員にも及んだっ!!↓
先ほど松井さんと話しまして、日本維新の会の法律顧問を辞しました。大阪での大阪維新の活動を理解することなく、ふざけた物言いをする国会議員がいるところと付き合うと精神衛生上良くないので。僕はちっちゃい人間ですから、こういう国会議員が一番嫌いなんです。
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) 2017年10月25日
25日に日本維新の会の法律顧問を辞したのは所属するM議員の「 日本維新の会も総括し代表戦を行うべき 」との発言に激昂したためだ。
しかし、直後に日本維新の会代表の松井一郎大阪府知事【 53 】から以下の様なツイートが。↓
先ほど橋下さんと話しまして、大阪維新の会とは、これまで通り付き合うと合意いたしました。 https://t.co/SBUt8bYORh
— 松井一郎 (@gogoichiro) 2017年10月25日
ちょっと話しが横道に逸れたが、橋下徹氏は一貫性の無い考え方の国会議員が大嫌いな方の様である。
【 この記事ページの目次 】
橋下徹氏が衆院選終了後の23日にも、自身のツイッターで小池百合子氏と希望の党、民進党の事をバッサリと一刀両断されていた。↓
小池さんと前原さんにとっては敗北だろうが、民進党を2つのグループに整理し、政党を行ったり来たりするチョロネズミが駆除され、今後の国会においては憲法改正論議や安全保障論議が現実的なものになるという結果を生み出したことは日本にとって良かった。両名の大功績。二大政党制への道のりは長い。
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) 2017年10月23日
自公連立与党が3分の2以上の313議席を占めたので橋下徹氏のツイート通り、憲法改正の発議は成されるのかも知れない。
しかしなぁ.....結局、民進党が割れたのって、愛知7区で834票差の奇跡的な当選を果たした山尾志桜里議員【 43 】のW不倫疑惑が全ての元凶だったような気がするのだが。
あくまでも疑惑なので不倫が事実だったかどうかは知らないが、この報道が無ければ民進党も割れなかっただろう。
その山尾志桜里議員は辛くも当選したが、一番振り回されたのは、元民進党の所属議員達だったのかも知れない。
しかしそんな中でも、いかにリベラル派という理由で排除されたとはいえ、「 鶏口となるも牛後となるなかれ 」よろしくキッチリと己の信条に従い、「 立憲民主党 」を設立して大勝した枝野幸男代表【 53 】には石原慎太郎元都知事【 85 】も自身のツイッターで絶賛されている。↓
今度の選挙では候補者達の卑しい人格が透けて見える。戦の前に敵前逃亡、相手への逃げ込み、裏切り。まるで関ヶ原の合戦の時のようだ。その中で節を通した枝野は本物の男に見える。
— 石原 慎太郎 (@i_shintaro) 2017年10月16日
ちなみに自身のW不倫疑惑で民進党内を、さんざん引っ掻き回した挙句の離党後、ちゃっかり無所属で当選した山尾志桜里議員は、こんご立憲民主党に合流する見通しなのだとか。( ほぼ確定 )
という事は......橋下氏の言うように民進党の事実上の解党劇は政界のリトマス試験紙だったのだろうか。
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これは不肖この私めの勝手な推量だが、橋下徹氏は、「 有能な精鋭議員の政治体制と二大政党制 」を目指しておられるんだなぁ、という事が橋本氏のツイッターの、つぶやきから見て取れる。
また、次のツイートからも、二大政党制を目指す傾向は、より顕著にエビデンス( 証拠 )として色濃く出ている。↓
https://t.co/5au5Lu8Klu
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) 2017年10月16日
比例投票先 希望が15%、立憲民主も約15%。でもこれが合わさったからと言って30%にはならない。別れたからこの数字になったのだろう。どちらが強い野党を作るか、まだまだ時間がかかりそうだ。
そして次のツイートが衆院選まえの議員を、ふるいに掛けて精鋭で固めた政治家集団を作り上げたいとする思想が見えるツイッターの小池百合子氏への、つぶやき。↓
https://t.co/Jy0jPZKEBN
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) 2017年10月5日
小池さんが出馬しないなら政権選択選挙にはならない。政権は安倍政権のまま。じゃあ何のための選挙?今後二大政党制に向かうために、与野党のポンコツガラクタ議員を落とす選挙。それで十分。
橋下徹氏が目指す「 きわめて優秀な国会議員集団 」は国民の望むところでも有るが、安倍一強ではない「 二大政党制 」のメリットは有るのだろうか?↓
https://t.co/SCkBq3jU4c
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) 2017年10月4日
自民公明VS希望維新の切磋琢磨で、日本政府の国民・納税者をバカにした対応を改めるべき。これが二大政党制。不正の有無ではない。「文書は捨てた、記憶にない、事実は確認しない」というふざけた態度が問題だ。希望維新が自公を突き上げて自公に態度を改めさせるべき。
橋下徹氏が「 二大政党制に向かうために 」とハッキリと明言されて居るので、二大政党制のメリットとデメリットを検証して参りたい。
( 以下「 二大政党制のメリットとデメリットを教えてください。 」から引用 )↓
“メリット
*一方が駄目なら、もう一方と非常に分かり易い選択が可能
*多数の政党に票が分散しないので、自分の支持する政党に票がいきやすい
*歴史的に見て、保守派かそうでないかで分かれる
*連立政権があまりない(おかしなカルト集団が政治に介入しにくい)
デメリット
*選択が常に2つなので選ぶこと自体が博打に近い
*新しい考えや政党が出てきても、認められにくい
*新しい政権のやることが極端になりやすい( 前政権の全てを否定する )
*そもそも二大政党制でうまくいった試しがない”
( 引用ココまで・出典:YAHOO!知恵袋 )↑
つまり、今現在の安倍一強政治に比べて政権の選択肢があるのが二大政党制だと言える。
だが今回の衆院選では結果的に橋下徹氏の目指す二大政党制では無く、連立与党政権だけで憲法改正発議が行える313議席を獲得している。
この判断をしたのは我々、有権者だが今後の安倍政権の運営に対する橋下徹氏のツイッターの、つぶやきに注目して行きたい。
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橋下徹氏が大阪府知事、大阪市長時代の記者会見YouTube映像を見ていると、しかしまぁよくマスメディアと議論しまくっているなと。(^_^;)
次の動画は橋下徹氏が大阪市長を退任される時の記者会見映像だが、この時は控えめな対応.....だ。↓
過去に「 朝日は朝日は! 」と半ギレ状態だった動画も拝見させていただいたが、何に怒っていたのかまでは覚えて居ない。
正直、橋下徹氏は弁護士としてTBSの朝の番組「 サンデー・ジャポン 」に出演されている時から見ているが、その時の風貌から正直、チャラい印象は有った。( 笑 )
それが大阪府知事、大阪市長時代には嘘の様な変わり様である。
今後、いち弁護士としてツイッターで、どの様な情報発信をされていくのか、橋下徹氏のアカウントをフォローさせて頂きつつも、静かに見守って行きたい。
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