モンゴル出身の横綱「 日馬富士 」関が東前頭8枚目の「 貴ノ岩 」関に手を上げたとする問題が不可解だと話題に。
日馬富士関の問題は、それにしても何かが、おかしい。
もう一度、事の経緯を振り返って見よう。
まず、場所前の先月の鳥取巡業後の宴会の席上で酒に酔った日馬富士関が貴ノ岩関の態度が気に入らないと激昂して手を上げたのが10月26日だった。
【日馬暴行 協会対応すべて後手】横綱・日馬富士が貴ノ岩に暴行を加えた問題は3週間近く経過してから表面化。公表が遅れた背景に、日本相撲協会の情報収集力不足や身内への対応の甘さ。鳥取県警は日馬富士への聴取検討。 https://t.co/EuuxSixwVn
— Yahoo!ニュース 速報や地震情報も (@YahooNewsTopics) 2017年11月16日
その後すぐに入院することも無く、被害届は先月の29日に出していたのだが、今月の2日には田川市役所を表敬訪問までしている。
以下の様な重症である筈の診断書が出されるほどの大怪我だったのにも関わらずで、ある。
以上の診断内容が出されたあと、ようやく11月の5日から、9日まで福岡市内の病院に入院した貴ノ岩関だったが、ここが腑に落ちない!
以上、5項目の診断内容が示す様な大怪我を負った貴ノ岩が、なぜ日馬富士関とのトラブルが生じた10月の26日から、入院する11月の5日までの9日間もの間、普通に生活していたのか?
また、上記の診断書の内容が事実なら、貴ノ岩関の監督社である貴乃花親方【 45 】は一緒に生活していて怪我に気づかなかったのか?
スポンサードリンク
おかしい.....全ての辻褄が合わない。
しかも、26日の酒宴に同席していた日馬富士と同じモンゴル出身の横綱力士「 白鵬 」関【 32 】が今回の出来事を証言し始めた。
横綱の白鵬関が報道陣に語ったのは、「 ビール瓶は持ったが、手から滑って落ちた 」とする証言。
日馬富士暴行問題 白鵬「ビール瓶では殴っていない」 手にしたが滑り落ちたと説明 酒席に同席「申し訳ない」と謝罪 https://t.co/BObxbzJNcw pic.twitter.com/lOjOVWo894
— 産経ニュース (@Sankei_news) 2017年11月16日
しかし、ここでも更に疑念が出て来る。
前章で示した貴ノ岩関の診断内容が本物なら、どうやって、あそこまでの大怪我を負ったのだろうか?
白鵬関はウソを付いていないだろうが、なにがしかの外力が加わらなければ、ここまでの外傷は負わないはずだ。
だが、「 手を出したのは事実だ 」と白鵬関は証言している。
この事は日馬富士関本人も事実を認めて貴ノ岩関にも報道陣にも謝罪しているので、間違いないだろう。
日馬富士関の暴行疑惑にからみ、自身も2010年に一般人男性と問題を起こして角界からの引退を余儀なくされた元横綱の朝青龍( 本名:ドルゴルスレン・ダグワドルジ )氏【 37 】が、FNNの取材に応じた。
元横綱の朝青龍氏は「 日馬富士関が行った行為は悪いが、それなりの理由が有るので警察は明らかにしてほしい 」と話した。
同国出身の日馬富士関は朝青龍氏の、かわいい後輩力士でもあるので、かばう気持ちもあるのだろうが、「 キレる理由 」とは何なのか?
しかし日本の角界は闇が深い。
今から10年前の2007年6月26日にも時津風部屋の親方「 第15代時津風 」が新弟子に対して兄弟子たちとともに集団で手を上げて、被害者の力士は尊い命を落としている。
第15代時津風親方は兄弟子たちとともに逮捕され、その後、全員が有罪判決を受け親方のみ執行猶予なしの実刑( 懲役5年 )が最高裁の上告棄却で確定した。
捜査関係者には、一刻も早い真相の究明と事件の全容解明が待たれよう。
スポンサードリンク
日馬富士関の疑惑も辻褄が合わない事だらけなので、捜査が進むに連れて、新たな事件像が浮き彫りになってこようが、いまの段階ではまだまだ真相は明らかになっていない。
今後の続報に注意を払っていきたい。
▲ページの先頭へ
この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。
コメント 0