2019年の台風8号フランシスコが、フィリピン海のはるか東側の海上で発生し、8月2日の午前中に台風に変わったが、名前「 francisco 」の意味や由来は何か?
【 本稿の記事ページの目次 】
2019年の台風8号フランシスコの名前の意味とは
台風の名前は、国際機関である台風委員会( 本部はフィリピンのマニラ )に登録された順番に付けられていく。
本日の午前11時30分に日本の気象庁が台風に認定した8号フランシスコは、41番目に指定されている米国が名付けた「 とある男性の名前 」である。
いろいろ調べていく内に、どうも台風の名前の「 フランシスコ 」は、チャモロ語であるらしいことが分かってきた。
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フランシスコとは米国のチャモロ語の名前だった
さて、台風8号の名前で「 フランシスコ 」は米国が命名した男性の名前であることが分かったが、言語はチャモロ語である。
フランシスコ チャモロ男の名前
フランシスコは「 チャモロの男の名前 」である。
では、「 チャモロ語 」とは何か?
チャモロ語( 英語: Chamorro language )
またはチャモル語( チャモロ語: Fino' Chamoru )とは
グアム・北マリアナ諸島( 北マリアナ連邦 )の
現地人の母語で、VSO型言語である。
チャモロ語が母国語のグアム島の位置をGoogleマップで記してみる。
奇しくも、今回の台風8号フランシスコの、たまごとなる熱帯低気圧が発生した海域である、北マリアナ諸島に位置する。
ここまで調べてきて、台風8号の名前の意味である「 フランシスコ 」は「 チャモロ語で男性の名前 」で、かつ母国語にしている地域が北マリアナ諸島とグアム島であることまで分かった。
となると次の疑問点は、「 もしかしてチャモロ語のフランシスコという名前の男性は実在するのではないか? 」ということである。
「 熱帯低気圧から台風8号フランシスコが発生した後の米軍JTWCの進路予想図では九州地方に上陸! 」の記事を投稿しました https://t.co/TvexYV1j8t #r_socialnews
— ついっぷる最新速報瓦版 (@TrendNews_44) August 2, 2019
グアム在住のフランシスコ・フランク・ロビン氏
そこで、グアム在住のフランシスコという名前の男性を探して調べてみると、何と実在したのである!
【 講師 】フランシスコB.ラボン( Mr.Francisco B.Rabon )
チャモロダンスマスターの称号を持ち、チャモロダンスの復興と存続に対する貢献で
数々の受賞暦を持つ、チャモロダンスの権威。グアム在住。
1954年うまれの、Francisco"Frank"Rabon氏は、グアム島在住で現代チャモロ文化舞踊、チャモロダンスの権威であるという。
名前は一致したが、台風委員会に登録されている「 フランシスコ 」の名前の当該人物か、否かは定かではない。
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別ブログでも台風の名前は色々調べてきたが、実在する人物が台風の名前に使われていたことは、伺い知れない。
台風8号フランシスコは、8月7日前後に九州に上陸する進路予想図を描いているので、予断を許さない状況だ。
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