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村田諒太選手が電通とフジをみんなは好きじゃないと語ったのはなぜ [スポーツ界]

WBAミドル級チャンピオン村田諒太選手

10月22日の試合の立役者

 5月に不可解な判定に拠って敗れたボクシング選手の村田諒太氏【 31:帝拳ジム所属 】が勝利を収めた10月22日の試合の後で意味深な発言をしてネット上で話題に、なっている。

村田諒太選手が7R終了後にTKO【 棄権 】勝利を飾ってWBAミドル級チャンピオンに輝いた後の勝利インタビューで感謝の意を込めて次の様に事を語った。

「 なにより、この試合を作ってくれた本田会長、はじめチーム帝拳のみんな、そしてみんなあまり好きじゃないかも知れないけど電通のみんな、そして、またみんなあまり好きじゃないかも知れないけどフジテレビの皆さん、ほんとみんなのおかげです!ありがとうございます!!」


広告代理店の電通もTV局のフジテレビも村田諒太選手の試合の立役者であるが謝意を述べつつも、なぜ「 みんなは好きじゃないかも 」と言ったのか?

( 以下「 選挙開票と重なったフジがニンマリの事情 」から引用 )↓

“「 エンダム側は、一般に不利な敵地の日本に行って試合をする以上
かなりのファイトマネーを要求したはずです。
しかし、フジテレビも広告代理店も村田が所属する帝拳も、
村田が世界チャンピオンになれば
大きなビジネスになると踏んだに違いありません 」”

( 引用ココまで・出典:デイリー新潮 )↑

ここの村田諒太選手の真意が分からなかったので調べてみたが、理由は時事問題に関連した明確なものであった。

村田選手のバックのスポンサーに広告代理店の電通とフジテレビが付いているが、2つの会社は最近、不祥事を起こしているからだ。

電通は今年に入って激務から来る過労で新卒で入った新入社員が、自らその生命を絶った。

この報道がブラックな労働環境だと社会問題化

お次にフジテレビだが、9月に放送された番組「 とんねるずのみなさんのおかげでした 」で登場した、とんねるずの石橋貴明氏【 56 】が演ずるキャラクターが「 社会的な差別を助長する表現だ 」とする抗議を受けた。

番組放送後の翌日に宮内正喜社長【 73 】は会見で公式謝罪を行った。

これら2つの時事問題を踏まえて村田諒太選手は「 みんなは好きじゃないかも 」などとブラック・ユーモアを交えて話していたのかも知れない。

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ところで、10月22日は第48回の衆議院議員総選挙の投開票日でもあったが、なぜフジテレビは午後8時からWBAの世界タイトルマッチを行ったのであろうか?

このあたりを次章で検証して参る所存。

【 この記事ページの目次 】

1. 10月22日の試合の立役者

2. 衆院選の投開票日にWBA世界戦のわけ

3. 村田選手が1Rからニヤッ♪と笑顔のわけ

4. 10月22日のレフリーとジャッジは


衆院選の投開票日にWBA世界戦のわけ

 疑惑の判定で再選となった、WBA世界タイトルマッチの試合日は衆議院の解散が決まるよりも早く10月22日に決定していた。

村田諒太選手の再戦チケットはソールドアウト

そのTV放送をフジテレビは他局が衆院選の開票結果の結果を報じる中、当初の予定通りに「 WBA世界タイトルマッチ 」の再選試合を報じた。

じつは前回の5月20日の疑惑の判定試合での視聴率は17.8%、瞬間最高視聴率は23.2%にも上った。

( 以下「 村田諒太フジテレビ&電通ネタで試合以上に2ch?と称賛の嵐! 」から引用 )↓

“この日は衆議院選挙の開票日で、フジテレビが
『 村田諒太VSエンダム 』を放送することに驚く声は
非常に多かった。他局が人気番組を休止させて
選挙に臨む中、フジテレビだけが
メディアのプライドを捨てた、という声も。”

( 引用ココまで・出典:Business Jounal )↑

さらには、ロンドン五輪で金メダルを取った村田諒太選手がプロへの転向を渋る中、説得してプロボクサーに転向させたのもフジテレビの重役なのだという。

結果的に、視聴率も軒並み20%台の数字を獲得することに成功した。↓

村田、涙の世界王者、視聴率は20.5%選挙速報一色の中、瞬間最高も26.7%

実際には、画面の端のテロップで衆院選の開票速報結果を流していたが。

そんな村田選手は「 ボクシングの魅力は恐怖に打ち勝って、それを乗り越えて行くところにあるんだ、そう言うチャレンジをして行かないとプロでは無いと思っている 」と持論を語っている。

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村田選手が1Rからニヤッ♪と笑顔のわけ

 実際に試合を観ていると、村田選手が勝ちを確信したのか、(^ー^)ニヤリ♪と笑うシーンが1Rから見られた。

この事について、村田諒太氏本人がインタビューに次の様に答えている。

( 以下「 村田諒太一夜明け「 因果が難しい 」試合中の笑顔なぜ 」から引用 )↓

“「 1つはプレッシャーを相手にかけること。
あとは純粋に楽しかったんでしょうね 」”

( 引用ココまで・出典:日刊スポーツ )↑

だが、実際の試合は熾烈そのもので再選相手の前・WBA世界ミドル級王者のハッサン・エンダム選手【 33 】は初回から距離を潰してきたとの事。

確かにエンダム選手は1Rから距離が近づくとクリンチで逃げるなどしていた。

「 リングを周り始めるとエンダム選手が嫌がってる証拠 」だと言われていた通り、中盤以降はエンダム選手がリングを周り始めた。

結果的に7RTKO勝ちを収めて1995年の竹原慎二氏【 45 】に次いで日本人で2人目のミドル級王者に輝いた。^^


「 ギブアップ・メイクディス・アワーズみんなで作った勝利です 」と勝利インタビューで語った村田選手は対戦相手のエンダム選手を「 始めて出来た友人 」だとも語った。

10月22日のレフリーとジャッジは

村田諒太選手が電通とフジを語った話とは、ちょっと論点が逸れるが、10月22日の試合でWBAが配置したスタッフは精鋭部隊だ。

 5月20日の試合では、不可解な「 疑惑の採点 」が物議を醸したのは再三に渡って報じられている通り。↓

村田諒太氏の世界戦で疑惑の判定

そこで、今回はレフリーには世界的な名レフリーのケニー・ベイレス氏【 アメリカ 】を起用。

また3人のジャッジマン( 採点係 )にも前回の判定員の中で唯一、6ヶ月間の資格停止処分を受けなかった、ラウル・カイズ・シニア氏【 60 】の息子でラウル・カイズJr.氏【 アメリカ 】を配置。↓

( 米 )ラウル・カイズJr.判定員プロフィール

あとの2人もロバート・ホイル氏【 アメリカ 】とピニット・プラヤドサブ氏【 タイ 】などベテランの精鋭部隊で固めた。

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結果的には判定に持ち込む前に7RTKO勝ちで鮮やかなリベンジを果した村田選手であった。

その村田諒太選手が電通とフジを、みんなは好きじゃないでしょう?と語ったのはユーモアだったのかも知れないが、実は強力なスポンサー企業なのである。

そのスポンサー企業に気遣いなどせずに、歯に衣着せぬ物言いをする辺りが、いかにも村田選手らしい。


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