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高浜原発の再稼働の時期はいつなのか [原子力発電所]

高浜原発

 福井県大飯郡高浜町田ノ浦1に有る問題の原子力発電所いわゆる
高浜原発 」の4号機と3号機の
通常の営業運転再会の目安が決まった模様だ。

【 本稿の記事ページの目次 】

 1. 高浜4号機は6月中旬に営業運転

 2. 電気代の大幅値下げへ

 3. 再稼働差止め請求を認めた裁判長

 4. 再稼働差し止め判決で左遷?


高浜4号機は6月中旬に営業運転

 2011年の東日本大震災以来、運転を停止していた関西電力の高浜原発2基は2016年春頃から再稼働の予定だったが、滋賀県民からの再稼働差し止めの仮処分申請が大津地方裁判所に拠って認められた為。

それが今回、大阪高等裁判所の抗告審理で差止めの取り消しが為され、運転再会の運びとなった格好だ。

 高浜4号機は、既に再稼働しているが本格的な営業運転は原子力規制委員会の最終検査後、6月中旬ごろを目安に営業運転を再開させる見通し。

高浜3号機でも核燃料の設置は終了しており、6月上旬頃に原子炉を再起動し、7月の上旬には営業運転を始めるとしている。

高浜原発2基を運営する関西電力は3号機4号機ともに営業運転を再開後、電気料金を引き下げる。

だが、15日には福井県内の住民2人が原発事故による放射能汚染を憂い、福井地裁敦賀支部に運転の差止めの申請を行っている状態だ。

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電気代の大幅値下げへ

高浜原発3号機と4号機の出力は2基合計で174万キロワットで、「 営業運転 」が再開された後に電気料金の引き下げが実施される見通しだ。

一般家庭の家計が助かるのは勿論のこと、工場などで電気を使う製造業者などの事業者に取っても、大幅なコストダウンが見込める。

この値下げの背景には、高浜原発2基分の電力を火力発電に拠って補ってきた関西電力の毎月70億円分の高コストだった負担が無くなる事による。

確かにコストパフォーマンスは火力発電より全然良い原子力発電では有るが、福島第一原発のl水素爆発事故の時のようなリスクは当然、高まる。

例え、それが「 原子力規制委員会 」の検査に合格した後で、あってもだ。

再稼働差止め請求を認めた裁判長

 今年の15日ではなく昨年の「 高浜原発の再稼働の差止め 」を認める判決を下した福井地方裁判所【 当時 】の樋口英明裁判長【 62 】

その理由は以下の通りである。

( 以下「 週刊現代 」から引用 )↓

“人の生存そのものに関わる権利と、電気代の高い低いの問題を並べて論じるべきではない”

( 引用ココまで )↑

ここで、世論は真っ二つに割れた様に思った。

すなわち原発推進派は「 ハイリスクでも金が安いほうが負担も軽くて良い 」と言い、原発反対派は「 チェルノブイリの時の様な大事故が起きたら命が危ないから原発止めろ 」という主張。

今回、大阪高裁に抗告したのは勿論、原告である関西電力だが、実は地裁での結審前に、こんな擦った揉んだが有った。

それは第二回の審尋時に関電側が専門家に拠る意見書の提出を求めたが、樋口裁判長は認めなかった。

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再稼働差し止め判決で左遷?

このため裁判は一時中断、そのまま樋口裁判長は「 定期異動 」で名古屋家裁に移ったのであるが、果たしてこれが左遷と言えるのかどうか?

もそ、樋口裁判長の異動が原発の運転を認めない事による人事だとしたら、言論統制も甚だしい。

戦前戦中時に日本国民の思想信条を取り締まる「 特別高等警察 」じゃあ有るまいし、だんじて左遷では無いことを祈るばかりである。

原発が火力発電よりも危険なシロモノで有るのは覆りようのない現実では有るが、せめて事故だけは無い様にして頂きたい。

本稿の最後に述べるが、人間が作るもので100%完全な物は1つもない。


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