言わずと知れた有名実業家のホリエモンこと「 堀江貴文 」氏【 44 】が12日のNHKテレビ番組「 ごごナマ 」に生出演した際、自身が着ていたTシャツに描かれていたヒトラーに違和感を覚えた視聴者から、お問い合わせが来た。
結果として、番組の司会を担当した「 阿部渉 」アナウンサー【 49 】が「 出演された堀江氏がヒトラーを想起させるTシャツを着用した事に対しまして視聴者の方々から、ご意見を頂きました。不快な思いを、された方には御詫び申し上げます。」と生放送中に謝罪した。
それではヒトラーのTシャツを着て番組に出演された当の本人であるホリエモンは、どう受け止めていらっしゃるのか?↓
しかしNHKの影響力半端ねーな。ヒトラーがピースマークでNO WAR叫んでるTシャツ何回も着てたけど初めて炎上してる笑。どっからどう見ても平和を祈念しているメッセージTシャツにしか見えないだろこれ笑。
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2017年7月12日
確かに堀江氏の主張されている内容も、ごもっともであるが視聴者が違和感を持ってNHKに、お問い合わせの電話を掛けた理由は「 ホリエモンが着ていた反戦Tシャツの絵柄が、第二次大戦時のドイツ国の独裁者『 アドルフ・ヒトラー[ Adolf Hitler ] 』氏のもので不快だったから 」である。
By Bundesarchiv, Bild 183-H1216-0500-002 / CC-BY-SA3.0,
「 シャレが分かんねーなー?俺は謝罪なんてしないよ 」と突っぱねる堀江氏だが、視聴者からの受信料で成り立っている紳士的な「 皆様のNHK 」は即座に謝罪を行った。
ならば、Tシャツの風刺画がマハトマ・ガンジーやマザー・テレサであれば抗議の電話は来なかったのであろうか?
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本稿では、なぜドイツ労働者党のヒトラーではダメだったのかを深く掘り下げて参る所存。
次章以降では独裁者の典型とされる第二次世界大戦中のドイツの国家指導者( ナチス・ドイツ総統 )「 アドルフ・ヒトラー 」氏【 満56歳没 】にスポットを当てて行く事にする。
今回の炎上騒動に発展したホリエモンのTシャツに描かれていた「 ヒットラー 」とは、どんな人物だったのか?
( 以下「 安定のWikipedia 」から引用 )↓
“1933年から1945年にかけて、
指導者原理に基づく党と指導者による
独裁指導体制を築いたため、
独裁者の典型とされる”
( 引用ココまで )↑
ヒトラーが擁したドイツ国は第二次世界大戦中にはイタリア、我が日本国とも三国同盟を締結した国であったが、大勢のユダヤ人を粛清するなど徹底して恐怖政治で自国を統治した。
最終的には1945年に自ら命を絶ったとされるが、どう考えても堀江氏の着用していたTシャツに描かれていた「 NO WAR 」の反戦文字とヒトラーの風刺画は真逆の意味を併せ持っている。
これが、お堅い紳士的なNHK番組を好む、比較的年齢層の高そうな視聴者の目には不快に映ったのであろう。
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このヒトラーの風刺画入り反戦Tシャツは「 ZOZOタウンで購入した 」などとツイートしていらしたので調べてみた。
ZOZOで買ったんだけどこのTシャツバカ売れだろうな。。
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2017年7月12日
さっそく、ZOZOタウンのオンライン・ショップで探してみたが、見当たらなかった。
見つかったとしても購入は、しないだろうが、これなども堀江貴文氏が運営しているYouTubeの「 ホリエモン・チャンネル 」内での公表であれば、謝罪するまでには至らなかったであろう。
つまり以上を、まとめると「 第三帝国のヒトラーの風刺画入りのTシャツが駄目な理由は、出演したメディアがNHKだったから 」というのが、その訳だったに違いない。
堀江氏は自身のTwitterで「 謝罪はしていない、シャレが分かんねーのかなー?」などと引用ツイートされてはいるが、ヒトラー氏を啓もうしている訳では無さそうだ。
少し話は逸れるが、ヒール( 悪役 )の象徴であるヒトラーを生み出した原因としては、世界大戦中だったという時代背景も有ろうが、一説にはドイツ国民が求めたアイドル( 偶像 )だったとも言われている。
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不肖この私めはヒトラー氏を称揚する気は全くないが、第三帝国に拠って弾圧されていた当時のドイツ国民は自分自身の本心では無くても「 忠誠心が有るふり 」を、しなければならなかったに違いない。
そうしなければ、自分の身が危険に晒されるからである。
その様なナチス・ドイツの独裁政権を生真面目で忠節を重んじる日本人の国民気質が忌み嫌ったのでは無かろうか。
まさかとは思うけど、堀江氏は意図的な「 炎上 」を狙った訳では無いだろうが、今回のTシャツ騒動は「 想定内 」であったのだろうか?
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