平昌五輪オリンピックの大会終了後の今も、女子団体パシュートの韓国代表チームが揺れている。
スピードスケート女子団体パシュートの準々決勝戦での韓国対オランダ戦で、最後尾を滑走したノ・ソンヨン選手が大幅な4秒遅れでゴールしたチームワークの乱れから問題が発生した。
韓国代表の女子団体パシュートの競技に出場したチームメンバーの選手は以下の3名。↓
トレードマークでもある金髪の選手がキム・ボル選手は、パシュート戦のあと、1人遅れたノ・ソンヨン選手に対して「 最後に後ろが私達と少し差が付いてしまい残念な記録で終わってしまったと思います 」とチームの敗因を1人の選手に押し付ける発言を行った。
また、同様にパク・ジウ選手も「 ノソンヨンが後ろで遅れること心配しながら新たな記録を出そうと試みたが、ここまで間が広がるとは思わなかった 」と発言し、ネットで炎上が起きる騒動に発展した。
1人大きく遅れてゴールしたノ・ソンヨン選手はレース後、コーチに慰められる場面が有ったが、韓国SBSてテレビの取材に次の様にコメントしている。
「 一緒に訓練を行う場所も違っていたし会う機会も無かった上に雰囲気も、あまりよくなかった 」
つまり、韓国の女子パシュートチームが準決勝戦でノ・ソンヨン選手を置き去りにした理由は「 チームワークの欠如 」に、あったのだ。
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その後、ネットが大炎上し「 ノ・ソンヨン選手を置き去りにしたうえ、敗因を押し付ける発言をおこなったキム・ボルム選手とパク・ジウ選手に韓国の代表資格の剥奪を 」との韓国民の請願が集まったことで、緊急の謝罪会見を開き、涙の釈明を行った。
さらに、キム・ボルム選手はマススタート決勝戦で銀メダルを獲得するも、氷上で土下座する場面も見られた。
「 チームパシュートの基本を忘れたようだ 」との厳しい批判を浴びた韓国女子パシュートチームの置き去り事件の余波は今もなお収まることなく、くすぶり続けている。
韓国キム・ボルム選手が女子パシュートで猛批判を浴び、会見で謝罪したが態度や金髪まで批判され炎上。銀メダルを取った後に土下座して謝罪するも、今度は国旗を地ベタに置いた事で批判されているらしい。一度謝罪をすると嵩にかかっていつまでも執念深く批判。日本もこの国との付き合い方を考えるべき pic.twitter.com/Vy3qVM15Sw
— 和泉守兼定 (@netsensor1) 2018年2月25日
【 当記事ページの目次 】
では、なぜ韓国のスピードスケートの女子パシュートチームが競技中にノ・ソンヨン選手を置き去りにした事象が発生したのであろうか?
実はノ・ソンヨン選手と韓国のスケート連盟との亀裂は昨年の代表選考の段階から有ったという。
"連盟の「 手違い 」で五輪代表から外れたソンヨンは
その後インターネット上で「 連盟は選手を
道具として考えている 」などと非難した。"
つまり、ノ・ソンヨン選手は一時、スピードスケートの韓国代表に選ばれたものの、「 ピョンチャン五輪に出るためには個人での出場資格も必要 」との要件を満たしておらず、出場枠から外された。
この様な経緯からノ・ソンヨン選手は韓国のスピードスケート連盟は自身のツイッターで批判。
結果的にはロシアのドーピング問題が起きた事から出場資格を得る事が出来たが、韓国のスケート連盟とのj溝は埋まらなかったとされる。
しかし、韓国スケート連盟との溝が修復不可能なものだったとしても、出場しているキム・ボルム選手とパク・ジウ選手はスケート連盟がわの人間ではない。
ということは......!?
「 スケート連盟を批判したノ・ソンヨン選手が気に食わない 」という腹でも有ったのであろうか?
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本稿の冒頭でも、述べたがノ・ソンヨン選手を置き去りにした2選手が窮地に立たされている。
"「 キム・ボルム選手とパク・ジウ選手の資格はく奪と氷上連盟の厳重処罰を望む 」
とする請願は、先月19日からスタートしてわずか1日で、
青瓦台返答基準となる「 1か月以内に20万人 」を超え、現時点で61万人が同意した。"
かつては「 氷上の女神・スピードスケート界の妖精 」とも称された金髪のキム・ボルム選手に至っては涙の謝罪会見と氷上での土下座までしても、韓国国民は許さなかった。
しかも、上記の様に韓国の大統領府が調査に動き出したのみでなく、キム・ボルム選手には更なる窮地に陥っている。
キム・ボルム選手のスポンサー会社である「 NEPA 」が契約延長の計画は無いと公式に表明したのだ。
スケート選手にかぎらず、アスリートが存分に活躍できるのはスポンサー企業があってこそ。
NEPAは契約延長の予定を拒否した理由は述べていないが、一気に窮地に立たされたキム・ボルム選手とパク・ジウ選手。
この先の選手生命は、どうなっていくのであろうか?
【韓国スケート内紛 国が調査へ】平昌冬季五輪のスピードスケート女子団体追い抜きで、韓国チームの2選手が最後尾の選手を置き去りにした問題で、韓国大統領府が真相を調査すると明らかに。「そこまでやるか」の声も。 https://t.co/Xwd1bgsN0s
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2018年3月6日
平昌オリンピック開催国の文在寅大統領【 65 】は自身のツイッターで渦中のキム・ボルム選手に温かいエールを送った。
김보름 선수도 잘했습니다. 좌절하지 않고, 포기하지 않고 잘 일어섰습니다. 메달보다 값진 교훈을 함께 얻었을 김 선수에게 올림픽이 남다른 의미로 남기를 바랍니다. 따뜻한 격려의 박수를 보냅니다.
— 문재인 (@moonriver365) 2018年2月24日
「 メダルよりも貴重な教訓を得た 」との励ましのエールを送っている。
たしかに貴重な教訓は得られたのかも知れないが、教訓と引き換えに被った代償は、あまりにも大きかった。
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結局はチームワークを重視して行われる女子団体パシュート・チームでの見苦しい所業が、今回の騒動を巻き起こしたのである。
中学生の部活動でなら、ありがちな光景だという感じは、しなくもないが、オリンピックの舞台で、やったのはまずかった。
加えてレース後のチームメイトへの批判的な発言である。
日本代表のパシュートチームは金メダルに輝いたが、チームワークは盤石なものであった。
むろん、優秀なヘッド・コーチが付いていた、おかげも有るのだろうが、このことは別ブログでも記している。↓
「 高木美帆選手のコーチのヨハン・デ・ヴィット氏とは? 」で検索で。
今回の韓国の女子パシュートチームが置き去り事件では、キム選手とパク選手2人だけの問題ではない。
韓国チームのコーチ陣の指導力にも問題は有ったに違いない。
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