11月13日から、日本でもBTS防弾少年団のワールドツアーが
東京ドームから、スタートしたが、すでに波紋が広がっている
「 ナチス帽子 」を着用していたメンバーは誰だったのか?
ナチス帽を被っていた画像が出回っているので、どんな記章なのか確認を、しておきたい。↓
アメリカのCNNが報じた記事では、ナチス帽の記章の部分がクッキリ写っているのは、フォトショップで修正が施された疑いが有るとしているが、真相は不明で確認は出来ないとしている。
それはともかく、BTS防弾少年団のガチ・ファンの方々なら一目瞭然だが、ナチス帽を被っている本人の画像は修正されていないので、すぐに誰だか分かるはずだ。
SWCが指摘した「 ナチスの帽子 」は防弾少年団のリーダーRMが
2014年10月にしたファッション雑誌のグラビアで着用しているのだ。
上記引用の記述では、BTS防弾少年団リーダーのラップモンスターことRM氏【 24 】だという。
RMの本名は、キム・ナムジュン( 김남준:金南俊 )氏でBTSのメインラッパーを務める。
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では、次にBTSのリーダーRM氏が被っていた帽子の写真が掲載された雑誌の名前が何であるかを解明して参りたい。
今は既に休刊になってはいるが、韓国の月間ファンション雑誌、セシ( 쎄씨・CéCi )の2014年10月号に掲載された。
実際に紙媒体の雑誌、セシを所持しているわけではないが、複数の情報源を照合しているので、ほぼ間違いないと思われる。
それにしても、イケメン男性7人組のヒップホップ・グループの2018年の人気は凄まじい。
BTSのNEWシングル「 FAKE LOVE/Air-plane-pt.2 」の初週の売上は45万5,000枚以上でオリコン初登場1位!
上に貼ったYouTube動画の再生回数は、3億7,000万回を超える。
さすがにYouTube最高記録保持者で同じ韓国の歌手、PSYことパク・チェサン氏【 40 】( 32億3,700万再生 )には、かなわないがスターダムを一気に駆け上がった防弾少年団。
さて、そんなBTSのリーダーが着用したナチス帽は撮影時に誰が、どこから持ってきたのか?
ハフポストが確認した結果、その画像は、今では廃刊した
10代のファッション雑誌の2014年10月号に掲載されたものと把握された。
その雑誌のホームページにはまだ上がってきている写真のクレジットには
「 迷彩ハットはスタイリスト所蔵品 」となっている。
上のHUFFPOSTの記事に拠れば、「 迷彩柄のナチス帽はスタイリストの所持品 」となっている。
では、RM氏は全く意味も分からずにナチス帽を着用したのか?
すでに、BTSのナチス帽に於いては、米国のユダヤ人団体、サイモン・ウィーゼンタール・センターSWCが抗議声明をだしていることが報じられている。
なお、当「 世界の最新ニュースや事件を一刀両断 」ブログでも以前お伝えしたように、BTSのメンバー、JIMIN氏【 23 】が着た原爆きのこ雲Tシャツに関してもSWCは「 日本にも謝罪すべき 」だと声明を発表している。
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いずれにしても、今回のBTSのナチス帽の騒動は、着用したRM氏の所持品でないことは判明した。
では、RM氏は全く歴史には無頓着で、わけも分からずにナチス帽を着用したのか?
ナチス帽に関して、明確な意見を表明していないRM氏だが、実は歴史に関しては自己主張を繰り返している。
情報テレビ番組のミヤネ屋!が報じた所では、RM氏は2013年に自身のツイッターで「 今日は光復節!!歴史を忘れた民族に未来はありません 」と、つぶやいたのだという。
さらには「 殉国された独立闘士の方たちに再び感謝を捧げる一日になりますように!大韓独立万歳!! 」とも。( 現在は削除済み )
あくまでもTV番組の情報なので真偽のほどは不明だが、もともとBTSじたいが、自国の歴史観を語るグループとしては有名だったという報道もある。
ナチス帽の着用で、米国のユダヤ人団体をも怒らせてしまった韓国グループ、BTSの由来は「 10代・20代に向けられる社会的偏見や抑圧を防ぎ自分たちの音楽を守り抜く 」だという。
グループの理念や活動指針は大いに結構だが、「 社会的偏見を防ぐ 」のなら自分たちから範を示すべきではないのか?
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