記録的な降水量を記録している九州地方南部の
鹿児島県および宮崎県などに、100万人を対象に
避難指示が出されているが、そもそもこの豪雨は
「 線状降水帯 」が原因となって発生しているのだ。
【 本稿の記事ページの目次 】
線状降水帯とは何か?
九州地方に大雨を降らせ続けている線状降水帯とは何か?
線状降水帯は、九州地方の豪雨をもたらした原因のひとつでもある。
立て続けに積乱雲が形成され、雨雲が集まって線状降水帯となった。
大量の水蒸気を含む空気が南から流れ込み、
大気の状態が非常に不安定になった。
積乱雲が連続発生して同じ場所に激しい雨が降り続ける
「 線状降水帯 」も形成された。
線状降水帯の説明をもっと詳しく。
「 次々と発生する発達した雨雲( 積乱雲 )が列をなした、
組織化した積乱雲群によって、数時間にわたって
ほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、
線状に伸びる長さ50~300km程度、
幅20~50km程度の強い降水をともなう雨域 」
つまり線状降水帯とは、積乱雲が集まって線上の雨雲となり数時間、豪雨を降らせる雨雲のことである。
では、線状降水帯が形成された地域は、これからどうなっていくのか?
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線状降水帯の豪雨の地域の現状は?
では、2019年7月3日から4日にかけて、九州地方の避難勧告は、どうなって行くのか?
3日、気象庁の黒良龍太主任予報官は、「 自らの命は自らが守る、大切な人の命を守るという意識を持って下さい 」と語ったが、まだレベル5の特別警報は、だされていない。
そもそも線状降水帯以外に、大雨を降らせている原因は南シナ海にある台風4号から送られてくる「 湿暖気流 」で梅雨前線が刺激されるからである。
「 令和2発目の台風4号は、まだ熱帯低気圧ながら米軍が台湾直撃の進路予想図を公開してきた! 」の記事を投稿しました https://t.co/4IZBV8mTNA #r_socialnews
— ついっぷる最新速報瓦版 (@TrendNews_44) 2019年6月29日
台風4号の湿暖気流が梅雨前線を刺激したことは間違いないが、線状降水帯の形成との関連性は不明である。
問題は大雨が止んだあとの河川の増水が怖いのである。
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