SSブログ

辺野古移設問題の最新情報で工事再開はやっぱり想定内だった [政治家]

沖縄県,辺野古基地移設,最新情報,玉城デニー,普天間基地,返還,国,米軍,工事,キャンプ・シュワブ

 先の沖縄県知事選挙で見事に当選された、
玉城デニー( 本名:玉城 康裕 )知事【 58 】が、
「 強い憤りを覚えます 」と憤懣( ふんまん )やるかたない、
という表情で記者団に語った。

【 当記事ページの目次 】

 1. 辺野古移設問題は国側が工事再開

 2. 沖縄県知事選挙前にも損害賠償を検討

 3. 辺野古移設問題で政治は1人じゃ出来ない

 4. 沖縄県辺野古基地移設問題のまとめ!


辺野古移設問題は国側が工事再開

 玉城デニー知事は、「 極めて残念だ! 」と語っていたが、国側は、沖縄県が8月31日に辺野古移設の承認を撤回し、中止していた工事を再開させたのである。

明らかに憤怒( ふんど )の表情を浮かべていた玉城デニー沖縄県知事。

しかし、玉城デニー知事には申し訳ないが、野党の推薦で新知事に当選された時点で、辺野古移設の政策が実行に移せなくなる展開は「 実は想定内 」であった。

さらに一連の流れの中で、玉城デニー知事の対抗馬であった、与党推薦で前・宜野湾市長の佐喜眞淳氏【 54 】が、なぜ公約の中で「 普天間返還は断固、推進だが辺野古移設に関しては、お茶を濁していた 」理由が、よりハッキリした!

辺野古移設を推進する与党政府である自民党の推薦を受けていた佐喜眞淳候補は、大多数の沖縄県民の民意だと分かっていても「 辺野古移設反対 」の公約を掲げることは出来なかったのである!!

辛い立場は有れど、結果的に一番の争点となる辺野古基地問題に対しては、玉虫色の公約を掲げてしまったために当選できなかったのが、佐喜眞淳氏であった。

【 主張 】辺野古工事再開:普天間返還へ着実に進め 」より引用↓

 防衛省が、米軍普天間飛行場の辺野古移設工事を再開した。
石井啓一国土交通相が、沖縄県による辺野古埋め立て承認撤回の効力を
一時停止したことを受けての対応である。
年内にも埋め立て土砂を投入する運びだ。
日米同盟の抑止力を保ちながら、住宅密集地にある普天間飛行場の危険性を
できるだけ早く取り除くには、辺野古移設を進めるしかない。
工事の再開を評価したい。

【 引用ここまで↑出典:産経新聞THE SANKEI NEWS 】

案の定の結果であるが、不肖この私めが以前に紙媒体で取っていた産経新聞が「 右派 」( 保守・国粋 )である、ことが引用記事の内容からも伺える。

もう、産経新聞の紙媒体の定期購読は辞めたが、よく誌面の社説で噛み付いていたのが、左派( 改革・急進的 )の朝日新聞であった。

まぁ、それはそうと私めは個人的に「 成り行きが、こうなるだろうな 」とは思っていた。

かといって、国の政策を無視して玉城デニー知事が独断で米軍と辺野古基地の埋め立て問題に付いて直談判は出来ない。

沖縄県知事の立場で独断専行で、直談判したら大変な事になるだろう。

スポンサードリンク

沖縄県知事選挙前にも損害賠償を検討

 実は辺野古基地移設問題に関しては、玉城デニー知事になってからではなく、沖縄県知事選挙の前から国と沖縄県の間で紛糾が続いていた。

辺野古埋め立て中断で政府が1日2000万の損害賠償請求を検討 」より引用↓

米軍普天間飛行場の沖縄県名護市辺野古への移設計画を巡り、
県が埋め立て承認を撤回し工事が中断した場合の損害額として、
政府が1日当たり約2千万円を見積もっていることが20日までに分かった。
撤回に関する訴訟で国が勝利すれば、
損害賠償として請求することを検討している。

【 引用ここまで↑出典:琉球新報 】

つまり、「 辺野古基地への移設は国の方針 」なのだ。

繰り返しになるが、沖縄県知事選挙で佐喜眞淳候補が辺野古基地移設問題に関して、名言を避けてきた理由がここにある。

政権与党自民党=国だからだっっ!!

辺野古移設問題で政治は1人じゃ出来ない

 結果的に辺野古基地キャンプ・シュワブの拡張工事は国の方針で再開された。

「 普天間返還&辺野古基地の移設も中止 」という公約を掲げて当選した玉城デニー沖縄県知事が憤るのも無理はない。

だけど政治は団体戦なので独裁者でもない限り、なかなか思うようには行かないのだろう。

辺野古基地の移設中止が大多数の沖縄県民の民意だとしても、だ。

国側の言い分は、「 1日も早い普天間返還を実現して、沖縄県民の安全を確保することと、同盟国アメリカに対する信頼を確保するため 」としている。

沖縄県知事VS.国では、どうしても力関係で強い国が勝ってしまう。

スポンサードリンク

沖縄県辺野古基地移設問題のまとめ!

 沖縄県の米軍基地は、第二次世界大戦の時にアメリカ軍に占領されてから、1972年に日本に本島自体が返還されてからも、残り続けた。

国も、沖縄県も玉城デニー知事も米軍も、「 普天間基地の返還 」に関しては既に合意している。

問題は、この先で辺野古基地移設を認めるか認めないか?で意見および方針が別れる。

しかし、よしんば辺野古基地への移設をなくしたところで、沖縄県全体の基地の面積に比べれば小さい。

沖縄県知事選挙2018年の候補者4人の名前は誰?

ちなみに、米軍が沖縄県の基地全体を手放すことは絶対に、あり得ない。

その理由は、沖縄県という島の位置が、軍事拠点としては好都合な絶好の場所にあるからに他ならない。

まずアメリカの脅威となりつつある、中国に極めて近い事などが挙げられる。

玉城デニー知事と国との攻防は、今後も続きそうだ。

沖縄県知事選挙2018の投票率は何パーセントだったのか?


nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 5

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

Copyright © 世の中の最新ニュースを一刀両断 All Rights Reserved.

▲ページの先頭へ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。